やったぜ父ちゃん・明日はホームランだー

あ: | 今日はアルマゲドンを見てきました。私は松田聖子が見たくて行きました。 |
ダ: | 俺は、SFオンラインの話通り馬鹿げているかを見に行きました。アクション映画としては悪くないと思うよ。この映画。(あ:ふ〜ん) |
あ: | 出てきた時と、なんか感じが違うような…。(何か、メチャけなしていたような気がするけど) |
ダ: | 普通の人は考証が多少甘くても見ちゃうでしょ。松田聖子はどうだったの。 |
あ: | 典型的な日本人の女性をやっているんだろうけれど、アメリカでイモ扱いされるのが解るような芝居でした。日本人だったら、まず最初はエクスキューズミーでしょう。地図持って!それで「I want to go shopping」って怒鳴ると思うよ。 |
ダ: | 松田聖子がくだらないのは今更言わなくても…。本編は? |
あ: | 変な映画ですなぁ。フジTVのドラマぐらい設定が甘くない?だって、あの不健康に太った人がどうして宇宙に行けるのだ?あんなに隕石がばんばん飛んでいると解っている所に、シャトルは丸腰で行くのだ?ぶつかるのなんて解りきっているじゃん。普通、無駄だと解っていても、お情け程度の隕石除けがついていそうだと思うけれど。おまけに、あんな事が起これば、アメリカ以外の人だって、例えば異変ぐらい、日本の天文マニアはすぐ気がつくと思うけれど。これはフィフスエレメントの時も思ったけれど。ディープインパクトとフィフスエレメントを合わせたような映画にしたかったのですかねぇ。 |
ダ: | NASAが起てた計画にしてはお粗末すぎる。アポロ13を見た後ではこれが同じNASAの職員とは思えない。 |
あ: | いくらSFでも、リアリティーに問題がありすぎる。リアリティーがないから説得力がないじゃん。何も油田のメンバー全員で行くって変な話だよ。一人ぐらいいけない人は出るよ。普通。忠臣蔵だってそうじゃん。一人、残る人がいて事故が起こっているのを地球からTVで目の当たりにしていたりするんじゃん。 |
ダ: | それが娘なんじゃないの?娘もさぁ、何かあるとアップになって、そのくせ無表情じゃん。あの娘さぁ、はっきり言って大根? |
あ: | なんか、この映画、恋愛とか、父子愛とか媚びていない? |
ダ: | この映画ってアクション映画じゃん。だから、感動とかに落し込もうっていうのは無理じゃない? |
あ: | だって、前から2番目に座ってA.J.の顔をしたから見ると、柳沢慎吾みたいな顔しているんだよ。恋愛がピンと来なかった。父子愛だって、もう一人の離婚したカップルの方が感動したよ。私は。 |
ダ: | A.J.ね、この映画の中で一番嫌いなキャラクターだな。(あ:ラズベリー賞常連俳優を差置いて?)だってさ、シャトルの離陸シーンでも、2人して浮かれているし、穴掘りのシーンでもスタンパーに注意されたのをすっかり忘れて力押しで穴掘っちゃうし。息子のように思っていたっていうのがわかるね。(あ:Why?)似ているでしょう?2人共知恵がないんだよ。(あ:そういう意味じゃぁ…) |
あ: | あんなに理由もなく死んでいくなら、初めから要らないじゃんね。そうかと思えば、絶対死んでいるような人はいつまでも生きているし。ロシア人は絶対死んでいるよね。A.J.は火傷しているはずだよ。私がバーナーで髪の毛を焦がすのなんて、すごく簡単だもん。あんな熱風を浴びただけで、髪はチリヂリだって。 |
ダ: | ミール?穴掘りに燃料を補給させるのが間違いなんだよ。おまけに馬鹿力でハンドルを折っちゃうし。 |
あ: | あのシーンわからなかったよね、助かったのかどうだか。ぎゃーぎゃー騒いでいて、いきなり、全員怪我もしていないの。なに?あれ。 |
ダ: | 全体的に、何か大変な事が起こっているのは解るけれど、何が起こっているのはぜんぜん解らない。撮影が乱暴なんじゃないか? |
あ: | いきなり、解決っていうのはそれないよって感じ。 |
ダ: | スティーブ・ブシェーミはSFオンラインで読んだ通りでした。悪ふざけしに行っただけだもんなぁ。他のキャラクターは何のプロだったの?キャラクターが立ってないよな。7人もいて。墜落したシャトルで火災が起きていたけれど、酸素無いんじゃないの?あと、地球に近づいて小惑星に地震が頻発して亀裂が走るぐらいだったら、潮汐力で粉々になるんじゃないかね?それに、シャトルのパイロット簡単に引き返すって言うな。空力使えないんだぞ! |
あ: | CMでタイタニックより感激したって人がいたけれど、B・ウィリスの最後のシーン泣けるけれど感動はぜんぜんしなかった。タイタニックってどんな映画なの?入り込めたら感動したかも知れないけれど、たとえ感動しても、今年が終わる頃には見た事も忘れているような気がする。 |
ダ: | 冒頭のNYのシーンは迫力があって良かったね。まっとうなS.F.だと思ったら粗も目立つけれど、アクション映画だと思って頭空っぽにしていけば、まぁ悪くない。ただ、そんな感動するようなもんじゃないだろう。 |
あ: | 結論:ブルース・ウィリス万歳’98 |
ダ: | S・ブシェーミ演ずるロックハウンドに注目。 |
つけたし
ダーリンは行く前にSFオンラインを読んで、ひどそうな映画だといっていたが、
結局アクション映画としてみれば、まぁまぁだそうだ。下の上ぐらいなのかな?
去年で行くと、『007』より下、『ウワサの真相』より上ってところらしい。
ブシェーミのいかれ具合が良かったといっていた。
私は、アクション映画という分類が自分に無いのでかもしれないけれど、
どうも雑さ加減が気になってしまった。泣ける場面もあるけれど、感動できなかった。
それにしても、松田聖子ってどうしてこうもアメリカに向かっていくのだろう?
まるで、海に向かうウミガメの子供のように、そういう生態の生物って感じである。
この映画好きな人ごめんよぉ!