他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 1999/07/01

セントラルステーション

これは、駅でインチキ手紙代筆業をしている女の盛りを過ぎたようなおばさんと、

お母さんを亡くした子供の父をたずねて3000里のような映画。

ブラジル映画なんだけど、ブラジルに演歌という文化があったらこんな感じという映画。

とにかく地味なんです。話も淡々としていて、だけどこれはこれで良いって感じなんです。

俳優は靴磨きをしている少年がオーディションで選ばれたとか言っていた用な気がするけれど

この子供の暗さが効いている。

あと、インチキおばさんはそれなりに評価されている女優らしいけど

この人もおばさんおばさんしていて、インチキしたり、万引きしたりそういう仕草も、

心を取り戻して行く仕草も、様になっている。

可愛げがない映画、色気がない映画、TVでは見たいとも思わない映画だけど

映画館で見てしみじみ良い映画です。

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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