ねずみを養子に迎えるという話である。
メルヘンなのだから
なんで、ねずみが人間の養子になれるんだとかは言ってはいけない。
メルヘンなのだから。
こういうものなのだと納得した上で
この世界を楽しまなくてはいけない。
一緒に泣いたり、笑ったりハラハラしたりどきどきしたり
そして最後には良かったねぇと思わなくちゃ。
『今まで誰にも嫌われたことがなかったのに』なんて言う人間がでてきても
メルヘンだからね。そういうものなのだ。
ただ、大人が見るには吹き替え版だったのはまずかった。
TVで聞き覚えがある声が
どうもメルヘンからひきもどして
なんか、お子様番組を見ている気分になってしまう。
それに、あのやたらと正しいねずみ。
こんなねずみは、大人になったら
結構いやな奴になりそうと思わずにはいられない。
もうちょっと、毒があっても反って良かったよなと思いました。
今日のお言葉 メルヘンに口答えしてはいけない。
