発明家は楽をしようと考えて、より困難な道を選ぶもの
久しぶりに見ました、こんな映画。
この夏の話題作で、まだロングラン上映が続いていますね。
ご存知の方がいっぱいでしょうが『太陽がいっぱい』という映画の
マイナーチェンジみたいな作品なんですが
このほうがアランドロンが演ずるより、リアリティーがあるでしょうね。
っていう感じなので、結構映画に入りこみます。
が、これがたぶん、いかんのでしょう。
なんせストーリーが、そんなに恵まれてない境遇の男の子が
金持ちのボンボンを連れて変える仕事を引き受けたけれど、丸めこまれて
最初は一緒に遊ぶんだけれど、途中でボンボンは飽きて
捨てようとするときに暴言を吐いてしまった為に殺人事件が起こるっていう話なんです。
この映画を見ていると、元はリプリーって悪いやつじゃないんだよって思うんで
例えホモっ子が入っていようが、基本的にはリプリーの見方の目で見てるんですが
ハラハラさせられるし、息を抜けるシーンがなく長いこと続くので(上映時間も長い)
終わったころには神経が磨り減って、
最近機嫌がわりといい私でも、ずど〜んと落ちこみ
こりゃ、暗い気分だと自殺したくなる映画だなって思いました。
ってなわけで、映画としては悪くないと思うのですが、
すごく暗い気分になったので、もう、見たくないです。