これは、ミニシアター系の映画の中では
人気があるというか、受けの良い映画です。
上映終了前日っていうことや割引っていうのもあるかもしれないけれど
平日の昼間なのに満員でした。
さて、映画なんですが、地下鉄をテーマにストーリーを募集
3000通以上の中から、監督が作りたいと思った9作のオムニバスになっています。
そんなかで印象に残ったのは、最初の作品と最後の作品。
1番最初のは、あっけに取られるぐらいのテンポでいいです。
最後の作品は、ありがちなストーリーなんですが、
きれいに取ってあるというか、良い作品に仕上がってます。
そして、このなかには、今人気のジュード・ロウが監督している作品もあるのですが
この作品が、この映画を見る前の日にみた『リプリー』でみたジュード・ロウとは
ギャップがあって(あやの中ではジュード・ロウは『リプリー』の嫌な奴である)
その作品も良く仕上がっているのもあるけれど、なんか評価をあげたくなりました。
全体の印象としては、どことなく『シューティング・フィッシュ』を思い出させるような
おしゃれな印象があります。
タイトルも、映画のテンションを下げないように、映像中の小道具の中に出てきます。
そんなこんなで、グッズの売上も好調みたいです。
人生は同じ地下鉄に乗り合わせたようなもの