他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2000/10/27

キッド

親は、一生懸命ディズニー映画を見させた。
しかし、子供は東映マンガ祭りに行きたかった。
1度で良いから、行って見たかったと思い、子供は大人になった。

この映画は、この秋の映画では、私の期待度が1番高かったかもしれない。
しかし劇場での宣伝に森本レオを使い、TVではおすぎを使うような
そう云う演出が鼻についていた。
そうそう、劇場では
ブルースウィリスはまたもやお約束をさせるし。
おめ〜はこれからずっと、あやたちに約束をさせるんかい!

この話の始まりは、仕事キチガイな嫌なやつのところに
トラウマ子供時代の自分が現れてしまうことで始まる。
この、仕事キチガイの嫌な奴が
なんとまぁ、ブルースウィリスとぴったんこのこと。
下膨れで愛らしいとは、最初見た時には云えない少年も
なんか、不思議なリアリティーを感じさせるし。
爪を噛む癖を持つガールフレンドもキュート。
今回は、やるじゃんディズニーって云う感じ。
それで、このブルースウィリスは、ある日何かに気がついて
そのおかげで、良い人間になっていくんだけれど
問題は、その時のウィリスの顔。
良い奴になった瞬間の顔。
うわ〜これが、ウィリスがウィリスたる嫌なところだ。
が、シックスセンスと同様、こんな所も話の展開と子役に助けられる。

ピーコが泣いたかどうかはわからないが、
ディズニーと、ウィリスっていう嫌味な奴らにも関わらず
この映画のラストは素直に感動できまっせ。

『ちゃらんぽらんで、東映マンガ祭りに行ってなくて、その上、猫すら飼ってないなんて!』
子供のころの私が、今出てきたら責めたてるのだろうか?

いやいや、東映マンガ祭りの黄色いサンバイザーをかぶることは
決して諦めるもんか!

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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