これは、辛亥革命あたりからの近代中国史映画です。
宋家という、名門の家に三姉妹がいて
この父親は、孫文と親友で革命を起こそうとしているような人物。
そんな親に育てられた娘は、10才前後でアメリカ留学をするような近代教育を受け、
時代の最先端を行く三人姉妹に育つ。
そして、彼女らは
1人は中国を動かすことができる大富豪の家に
1人は孫文の所に
1人は蒋介石(中国国民党の総統)のところに嫁いで行く。
これがどういうことかっていうと、
要はこの三姉妹の家で中国を動かしてるってこと。
まぁ、そんな人々の波乱万丈の人生を描いたのがこの作品ってこと。
同じ三姉妹でも叶三姉妹とはスケールが違うべ。
面白いといわれる中国映画の醍醐味は
結構、描写がシビアってこと。
媚びたら作品なんてつまんないが
この映画でも、うまく出ていると思う。
まぁ、その中でも現代中国の要の孫文とその奥方は
良く描かれているとは思うけれど。
しかし、NHKのBSでやっていた
『三国志』にしろ『則天武后』にしても歴史物が面白い。
日本にもある程度の激動時代って云うのがあったと思うが
なんで、こういう映画ができないのかは、ちょい?でし。
