他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2000/10/27

宋家の三姉妹

これは、辛亥革命あたりからの近代中国史映画です。
宋家という、名門の家に三姉妹がいて
この父親は、孫文と親友で革命を起こそうとしているような人物。
そんな親に育てられた娘は、10才前後でアメリカ留学をするような近代教育を受け、
時代の最先端を行く三人姉妹に育つ。
そして、彼女らは
1人は中国を動かすことができる大富豪の家に
1人は孫文の所に
1人は蒋介石(中国国民党の総統)のところに嫁いで行く。
これがどういうことかっていうと、
要はこの三姉妹の家で中国を動かしてるってこと。
まぁ、そんな人々の波乱万丈の人生を描いたのがこの作品ってこと。
同じ三姉妹でも叶三姉妹とはスケールが違うべ。

面白いといわれる中国映画の醍醐味は
結構、描写がシビアってこと。
媚びたら作品なんてつまんないが
この映画でも、うまく出ていると思う。
まぁ、その中でも現代中国の要の孫文とその奥方は
良く描かれているとは思うけれど。
しかし、NHKのBSでやっていた
『三国志』にしろ『則天武后』にしても歴史物が面白い。
日本にもある程度の激動時代って云うのがあったと思うが
なんで、こういう映画ができないのかは、ちょい?でし。

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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