他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2000/12/17

スペースカウボーイ

頑固じじぃ4人組 宇宙でハッスルハッスル

あや:   イーストウッドの映画だけれどどうだった?  
ダーリン:   アルマゲドンより面白いし、感動できるな。  
あや:   私もそう思った。ストーリーは、40年前に、猿に世界初の宇宙飛行士を奪われた4人組が、
イーストウッドの知恵は必要だが、おまえらには無理だろうと言われながら宇宙に旅立つで
アルマゲドンと自然に比べるよね。
 
ダーリン:   イーストウッドじゃなければ、アルマゲドンagainになっただろうね。  
あや:    確かに、彼が主役の映画で、彼が出過ぎるってことはあんまりないもんね。  
ダーリン:   目撃でもそうだけれど、彼がおいしいところを持っていかない。  
あや:   確かにウィリスかコスナーだったら、絶対自分が救世主になってただろうと思うもんね。  
ダーリン:   それだから、イーストウッドの渋さも光るし、音楽も洗練されていて、変に盛り上げようとしない。
大きな話しも大きくならない。( ハート オブ ミュージックの逆か(笑))
食えないやつがいるっていう、アメリカ映画の定番だけれど、あれだけの悪事を大事にしないのが
男の器量みたいな物を、表現している。
っていうか、イーストウッド映画の特徴っていうか。
 
あや:   ああ、それだ。私が消化不良みたいに感じているところ。
あんなに悪い事をした奴の結論みたいなのが気になったんだけれど、
パンチの弱さをどうも、感じちゃうんだよね。
 
ダーリン:   アメリカ映画だと思って見ると、期待ハズレになるかもしんないが
イーストウッド映画ってこんなんばっかっていうか、イーストウッド映画として見れば、面白いと思うけれどな。
 
あや:   あと、やっぱり、パンチの弱さを感じさせるのは悪役の扱い。
悪役が悪役の匂いをさせちゃう辺りが、話のドキドキを減らしちゃう。
ただ逆に、女性の扱いかたは、とってもうまい映画だと思う。
女優がでしゃばらないところが、恋愛にしろ淡々と描かれていて、男が引き立つ。
 
ダーリン:   ストーリー的には70点ぐらいの評価なんだけれど、その中で思うのは
2つのトラブルは、1つに絞った方が良いと思った。つじつまが合わないのもあったし。
撮影は金をかけずに苦労して撮ったんだろうな。
 
あや:   そういえば、こりゃないよなぁっていう映像もあったんだ。  
ダーリン:   まぁ、SFXが売りっていうわけじゃないからな。  
あや:   でも、仰々しくやらずに、これぐらいでやって良かったんだろうね。この映画の場合。
かえってその方が自然なのかもなぁ。選曲からしても。
 
ダーリン:   淡々という世界だから、派手さを期待したらダメだけれど、
でも、アルマゲドンよりは確実に面白いし、感動できるぞ。
 

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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