他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2000/12/27

バーティカルリミット

山岳映画は最初に誰かが死ぬ

あや:   これは、ダーリンが見たがってた映画だったね。  
ダーリン:   山岳映画ってことで、前にスタローンのクリフハンガーの時は、苦汁をなめたが、これはよかったんじゃない?  
あや:   私は、予告の時点では、全く眼中になかったんだよ。アメリカ映画とか良くあるパターンだけれど
やっては行けないことをして、トラブルに巻き込まれて、それを感動に持っていく映画ってあるじゃん?
例えば、パーフェクトストームとか。そういうのって、嫌いなんだよ。そういう類だと思っていたので
じぇんじぇん、見る気がなく、ついていったのだが、面白かったかも。
 
ダーリン:   いやぁ、誘った手前、クリフハンガーみたいだったら、どうしようと思ったよ。
あの場合、全然山岳映画じゃないもんな。
でも、これは山岳映画として、見られたよ。
ああ、変なテロリスととか出てこなくって良かった。
 
あや:    確かに、話的には不自然があっても、設定は突拍子もないことがなくって自然だったね。  
ダーリン:   まず、山岳映画は誰かが最初に死ぬんだよ。まぁ、転落死がお約束なんだけれど、
それがトラウマになる。そこまではクリフハンガーと一緒だから、どうなるかって、ちょっと思ったよ。
でも、思い返したら、最初のシーンが1番緊張感があったかも。
全体的に、時間を感じさせないほど、緊張感はあったほうだと思うけれど。
 
あや:   うん、確かに。  
ダーリン:   主役をやったクリス・オドネルも、成長してたなしな。バッドマンフォーエバーのときよりも。  
あや:   でもさ、なんで、あの主役の男は、登山家をやめたくせに、偉そうに指揮とってたんだろう。
普通、もっと現役バリバリの人がとるようなぁ。
話的には若干、不自然な所もあったよね。
 
ダーリン:   確かに、ニトロの扱いもぞんざいなくせに、簡単に爆発とかしたしな。  
あや:   あの、ねーちゃん、強かったねぇ。はっはっは。
あのネーちゃんの強さも不自然だけれど、確かに映画を面白くしてくれたな。
ニトロうんちゃらとか、主役がでしゃばってたのは個人的に頂けないと思ったけれど
確かに、山男とかの生活って、こんなんかなって思えたし、
ハラハラドキドキもできたと思うよ。
 
ダーリン:   なんにしろ、小粒だけれど期待は裏切らない映画だったな。
でも、ちょっと地味か。
 

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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