他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2001/01/11

ダンサー イン ザ ダーク

私は基本的に、怖くなったり悲しくなるような映画は見ない。

だってお金を払って、暗くなる必要ないじゃない。

おすぎが『不幸な人に塩を塗るような映画』っていうぐらいだし

そんなにCMを見てもひかれなかったから、自分からは行こうと思わなかったけれど

信頼できる人からの『よかったよ』で見に行く気になった。でも泣かないもんねって思ってた。

結果をいうと、泣きました。号泣でした。

でも、この映画の主人公は悲しんでください、哀れんでくださいって

映画でひとつも押し付けていないのだ。

私が最初に涙流した時も、悲しいとか、そんな感情はなかった。

自分の心の底が、勝手に泣いているって感じで。

それ以降も、『あんまりだぁぁぁぁぁっ!』って思う内容だけれど

ビョークのおばあちゃんのような、子供のような顔は

やっぱり、哀れんでください、悲しんでくださいって言わないのだ。

最後まで『あんまりだ』が続くけれど

これで良かったのかなっていう、なにかがたった一つ残る。

見終わった後は泣きつかれるから、2回は見られないけれど

こんな映画は、滅多に見られないと思うよ。

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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