あや: | この映画ってコメディーだよね。 |
ダーリン: | 最初、バカバカしそうだからみたいと思ったんだけど、途中で、マフィアが絡む映画でコメディーじゃあないみたいな宣伝をみたんだよね。 確かに思っていたほども、バカバカしくはなかったけど。 |
あや: | んでも、殺し屋にチューリップっていう名前とかウケ狙ってない? |
ダーリン: | それでも、コメディーって程めちゃめちゃ笑えず、サスペンスっていうほどでもないし だから宣伝が2種類あったんだろうね。 |
あや: | あと、もうひとつ疑問なのが、主役はウィリスじゃないよね? |
ダーリン: | 違うよ、あの生真面目な歯科医だよ。でも、ギャラは1番いいからねぇ。 |
あや: | この映画は、悪妻とその母親に良いようにされている生真面目な歯科医の隣に 超有名な殺し屋が引越して来たことを、 歯科医の悪妻は、その父親が作った借金を、夫が死んだ保険金で返そうとたくらんでいたから これ幸いと思って利用しようとすることで、話が進むんだけど。 |
ダーリン: | 最初は、結構、話の展開も面白いんだよな。あの奥さんエキセントリックでさ。 |
あや: | あの人の英語下手だったね。っていうかすごい演技力の人だったね。 |
ダーリン: | この映画の舞台がカナダで、フランスなまりの英語を使ってるんだけど、 あの奥さんは、アメリカ人だからね。確かに芝居が上手い。 しかも、パンフレットにもあったけど彼女の代表作が可憐な少女役だったから このギャップはすご過ぎるね。 しかし、この映画での1番の悪党なんだから、もっとはちゃめちゃでも良かったような気がするんだ。 |
あや: | 最初の緊張感が、途中で抜けちゃうのがこの映画のネックかもね。 |
ダーリン: | 殺し屋や悪いヤツラに翻弄される、生真面目な主人公。 結局は生真面目な主人公に翻弄される悪いヤツラなんだけど。 主人公のずっこけぶりがイマイチ。 |
あや: | ちゃんとまとまってるんだけど、出きればもっとはちゃめちゃで 誰かが裏切らないと、やっぱりなぁ… |
ダーリン: | せっかくいいキャストを使ってるんだから、もう少し使いきって欲しかった。 はちゃめちゃか、サスペンスかどっちかにもう1歩踏みこめないのが 日本では受けない原因かもね。 |