私は何故か、この映画を勝手に(いつものことですが)、
今は亡き俳優たちが、現代の技術を駆使して復活、
現代の俳優たちと共演する映画だと思いこんでいた。
ちゅまり、エンケンをエノケンと間違えていて、
それで天国からっていうタイトルだと思ってたの。
んでもって、映画がず〜っと進んでも、ず〜っとそう思っていた。
途中で気がつくには気がついたんだけど。
身体の調子が悪いのか、何故かはわからないが、映画の台詞が聞き取りにくかったので
面白く見ていたには見ていたんだけど、ずっと、入りこむことはなかったが
クライマックスで、ちょいとショーケン似の俳優(エンケン)が死ぬシーンは圧巻。
なんかね、血しぶきってあるじゃん?
あんな感じで涙が出るとしたら、本当にそうなったんじゃないかっていうぐらい
うわぁぁぁぁぁぁぁ〜って感じ。
結構良かったでやんす。
ちなみにあらすじは、フィリピン出張中のエリートの男(吉川晃司)が、
やってもいない大麻所持容疑で捕まっちゃうの。
最初は無実を訴えるんだけど、結局は難しい話で、
その間に自分の親友に婚約者を取られるし。
そんな時、捕まっている他の日本人とも知り合うんだけど、そのの中に、
やばい仕事で稼いだ金で優雅な生活をしている男がいて、仕事を頼まれるの。
でもその男は、日本の警察からしつこく追われていて、ここにいたらまずいってことで、
さぁ、日本人の囚人みんなで逃亡しようっていう話になるの。
主人公は、もう、エリートサラリーマン人生の負け組みって感じなんだけど、
結末が斬新っていうか、すごいっていうか、笑えるっていうか、でも好き。
そんな感じの映画です。