他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2001/08/22

千と千尋の神隠し

私は宮崎アニメにそんなに期待を抱いていません。紅の豚とかは好きだけど。

この映画を公開したとき、これで引退するとか言っていたはずだけど、

『千と千尋の神隠し』で引退なら花道を飾れたんじゃないの?っていうぐらい、

私の中では評価した映画。(というか、引退しないの?)

何で見に行ったかといえば、あのCMが魅力的だったからなんだけど、

内容的にも深い所で感じる人もいるかもしれないけど、(それも理解できるけど)

私はどちらかというと、その絵の世界とか、話しの展開を楽しんだっていう感じ。

なんていうんでしょう、私はアニおたではないので、マニアックな見方はできないし、

おにぎりのシーンでは確かに泣いたし、おにぎりも食べたくなったけど、

どちらかというと、そういう『私たちはここまでやりました』っていう感覚や、

話しやテーマにしても、リアリティーを求めた作り物のきれいさが苦手んだけど、

今回は、それを相変わらず詰め込めるだけ詰め込んだ割には、

うまい具合に抑えられてる感じで、宮崎作品としてはいい評価をしてます。

ただ、10歳の子供って考えずに子供と思えば、

確かに、大人が想像している以上の正義感とか

精神的な強さを持ってるし、発揮することがあるんだけど、

同時に、子供ながらの危うさとか、間違いとかみたいな未熟さが同居してるんだよね。

そういうところがあっても、良かったんじゃないかなって私は思う。

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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