冒頭はインタビューシーンなの。
トラボルタは『狼たちの午後』でのアル・パチーノは…と語っているんだけど、
普通にトラボルタが撮影所でインタビューを受けているようにみえるんだけど
カメラを引くと銀行襲撃の場面っていうことがわかるの。
これはテロの映画です。その冒頭シーンがそれで、その後のシーンはびっくらでした。
で、そこに、天才ハッカーの男が巻き込まれたりするんだけど、
テロって良くないことっていうことは当然なんですが、
テロをしようという動機については、同じように、何が正しいとか、まちがっているとか
簡単に割り切ったり判断できるものではないとおもっていて、
この話についていえば、テロ犯だけどトラボルタはそんなに悪いのかと思ってました。
っていうか、テロを肯定するのではなく、思想的にトラボルタが考えていることに、
この人にも言い分があるなと思えるっていうことです。
ついでに、この天才ハッカーは、娘といられることを夢見てるんだけど、
娘は離婚してポルノ王と再婚した妻に取られちゃってるのね。
この人も犯罪歴はあるものの、悪い人なのかと思うと?っていうのがありました。
ちょっとわからないところがあって、映画が終わった途端、ダーリンに聞いて納得して、
で、その結果『なんだ、みんな良い人じゃん?』っていう感想を口にした。
これが、ダーリンを玉砕してしまったらしいです。
今度から、感想を言うときは、いきなり玉砕するのではなく、
その前に、好きなだけしゃべらせてあげようと思いました。