他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2002/01/11

冷静と情熱のあいだ

この映画は2002年なってから見たんだけど、一応2001年のくくりに入れておきます。

それにしても、時々理解できないものがあるんだけど、それがこの映画のヒット。

まず怒りの鉄拳の前に、この映画のあらすじを簡単に言うと、

フィレンツェで絵画の修復士を目指す男(竹之内)は10年前に別れた女がいて

別れた理由もわからないし、その人のことが忘れられずにいるんだけど、

久々に会ったら、その女は大金持ちの恋人になってるの。

で、過去に何があったのかとか、最後はどうなる?っていう映画なんだけど、

まず、映画のウリの1つが 東京、フィレンチェ、ミラノを舞台って所なんだけど、

フィレンチェのドゥオモはともかく、ミラノなんてケリー・チャンが勤めている店ばっかで、

碌に映ってないし意味あるのかねぇ?

しかも、何ゆえ、ケリー・チャンを起用?

それから、10年前の回想シーンがあるんだけど、その服装が時代はずれなの。

確かバブル絶頂期で、普段着がスーツ或いは石田純一みたいなときなのに、

来ている服は、さらに10年遡ったようなアイビー。貧乏学生でも、あんな奴はいない。

そのうえたまらないのが、超長い手紙。

全部そこで説明させるなっていうのもあるし、だから何?っていう内容だし、

辛気臭いし、たまらなく退屈。っていうか苦痛。

小説は読んでないけど、あんなの洒落てるとかとてもじゃないけどいえない。

ここまでひどい映画は久々っていうぐらい、私はお粗末だと思いました。

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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