【評価金額】
befor 1200円 after 1200円
もらわれっ子で、待遇の悪かったハリーが、
いきなり、魔法使いの名門の出って事で、
魔法学校でみにくいあひるの子的に出世して行く話。
原作を読んでないから、映画だけで言わせてもらうと、
何が気にいらないって、主人公が恵まれ過ぎてる所とか、
嫌な役の奴が、最後まで嫌なやつで終わる事。
あんまり期待もしてなかったけど、この点は予想以上にひどかった。
だから、ぜんぜんメガネ君に感動できない。
勇気や希望について言うなら、そりゃ、ハリーポッターじゃなくって、
彼の脇、友人のチェスの試合ぶりとか、女の子の機転とか、
どんくっさい男の子の活躍でしょう。
だから、ハリーポッターの取り巻きと賢者の石じゃないのかしらんと思うよ。
これと、結末の意外性(っていうか、想像つく程度だけど、
このぐらいの展開にもって行けたのは 合格点)で、
主人公の描きかたを中心とした話のつまらなさの埋め合わせをして、
プラスマイナス0ってとこ。
思ったよりつまらないけど、思ったよりひどくなかった映画。
それにしても、CMで校長が叫ぶ所があるけど、まさか寮の名前だったとは。