【評価金額】
befor 1400円 after 1600円
マフィアの親玉のお坊ちゃんのおかげで、
家族を殺され、自らも終われる身となった父親と、
その息子の逃亡生活の話。
トム・ハンクス主演は私的にはどうでも良いんだけど、
脇をポール・ニューマン、ジュード・ロウが固めてる、
お酒が禁止されている時代のアメリカのウラを仕切っていた人たちの話で、
ちょっと見たいなと思ったし、ダーリンは好きそうなので見に行ったけど、
どっちかって言うと私の方がはまっていたかも。
地味なんだけど、映像の雰囲気と、ポール・ニューマンとか、
ジュード・ロウの演技がちゃんとかみ合ってるんだよね。他の役者もそう。
家族も、敵役もちゃんとあってる。
特にすごいなぁと思ったのが、オーデションで選ばれたという、
ずっと話に出てくる長男の子。
事情を知らないころは、普通のプヨプヨした子供なんだけど、
親が殺されて逃げるという現実の中で、どんどん顔がしまっていっくって言うか、
とにかく、変わっていくんだよね。
な・の・に・トム・ハンクス!
なんで、あんなにしまりがない顔なんだろうねと私は思いました。
とにかく最初から裏の世界に足を突っ込んでる影みたいなのも、
私には感じられなかったし、父親になる戸惑いとか、
父親になっていくところっていうのも、じぇんじぇん感じられず、
な〜〜〜〜んで、こんなやつが主役なんだって思ったけど、
考えたら、あんな役をやれそうな演技力や味を出せる人って、
年を取りすぎてるんだろうなと思った。
あるいは、ジュード・ロウみたいに若すぎるか、
エドワード・ノートンみたいに不気味か。 う〜〜〜〜ん。