他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2002/11/20

たそがれ清兵衛

【評価金額】
befor 1200円 after1600円

幕末の庄内、海坂藩の再婚が一番難しそうなタイプの侍が、
幼馴染の出戻り美人お嬢様と再婚する話。


『紹介されなければ見落としてしまいそうな映画』とかいうようなコーナーで、

見たいのはどっち?と紹介されていた作品のひとつ。

子供の健気さと宮沢りえのことを言っていたのを聞いていて、見たくなった。

作品中は山田洋次の作品とはまったく意識せず。

主演の真田広之のことは私は好きじゃないのだが、

見ているときは、それもあんまり気にならずに見ていた。

が、ちゃんばらシーンで高くひょいっと飛んだとき

『ああ、この人はJACの人だった』と思い出す。(ちょっとつまらない気分)

映画は地味だったけど、きれいな作品という印象。話も俳優もいいと思う。

報知映画賞で、結構賞を取ったけど、うなずける。

でもって、真田広之が取れなかったのもうなずける。

っていうのは、うまいんだろうけど、彼が清兵衛をやるっていうのが、

できすぎって感じ。

清貧って感じは出てるんだけど、かっこよすぎっていうか、

もうちょっと、人間臭さがある方が良いんじゃないかなって気がするんだけど、

それじゃ映画にならないのか。

でも、もうちょっと野暮ったさがないと、

実は剣豪だったっていうときの驚きがないって云うか、

意外性をあんまり感じないんだよね。

それにしても、宮沢りえがきれい。

まだ若いんだろうけど、見ていて心地が良かったな。

【評価金額】 beforは見る前の予想金額 afterは見た後につけた金額です

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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