【評価金額】
befor 1500円 after1500円
家庭崩壊しちまった家の息子が、何を思ったか
パンナムのパイロットとか医者とか弁護士に成りすまし、
陰気な捜査官に追われてとっ捕まるまでの話しです。
デカ様(私はこう呼ぶ)は結構な年なのに、あのしまりのない顔が幸いして、
全然違和感なくやれてると思います。
トムハンクスも、これまた、ロードトゥーパーディションでは見られなかったような、
しまりのある顔っていうか、陰気な捜査官を見事に演じてます。
2人とも私の意に反して人気のある俳優なので、異論もあるかもしれませんが、
私が思うには、身の丈にあった役立ったんじゃないかなって思います。
映画自体も、実話なのに嘘みたいに面白く進んでいきます。
何でパイロットに成りすまして、空港職員まで騙される?と思うかもしれませんが、
60年代の話なので、今ほど情報化社会でもなく、
デジタル化されていない時代だったってことです。
だから、そんな風に思わずに、素直に楽しんでもらう方がいいと思います。
でも、欠点もあって、それまでの進行に比べて
最後があっけないっていうか、物足りないっていうか。
でも、それも実話なんだからと納得するしかないんでしょう。
ちなみに、デカ様はその前にギャング オブ ニューヨークを撮っていたのですが、
その撮影が延びてしまったので、スケジュールに空白ができたため、
トムハンクスとの競演が実現したらしいです。