他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2003/02/12

至福のとき

【評価金額】
befor 1550円 after 1550円

リストラ男が、社長で金持ちと嘘をついてまで結婚したい相手は、打算的な女で、

ダメ息子と、義理の父親が置いていった、盲目の義理の娘がいるの。

で、その継母は、盲目娘が邪魔で、結婚したいなら、

経営しているっていう大旅館(本当は廃車を使ったラブホテルみたいなもん)で

その娘は按摩ができるので住み込みで働かせてよというが、

車は撤去されるし、少女は働いたお金で、父親を探すというの。

それから始まる、やさしい嘘つきごっこっていう話です。

この映画は地味すぎて、ここで紹介されないと注目されない作品

というようなテレビのコーナーで、見るならどっちと、

たそがれ清兵衛と共に紹介された作品で、気になってたんですが、

監督が、私が大ハマりした『あの子を探して』・『初恋の来た道』の

チャン・イーモウ。期待せずにはいられないでしょう。ということで、見てきました。

この3部作の中では、1番地味かな。たぶん、一番現代っぽいからかもしれないけど。

でも、やっぱりうわんうわん泣ける映画です。

『あの子を…』と『初恋の…』は、種類は異なりますが、

人間の強さというか、ストレートさが魅力に感じましたが、

今度の作品は、どちらかというと、ストレートさよりも、やさしさみたいなのが

全面に出た作品だと思います。

そんなせいか、悲しい結末の中にも、さわやかさが残る作品です。

【評価金額】 beforは見る前の予想金額 afterは見た後につけた金額です

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。


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