他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2003/06/18


メラニーは行く

【評価金額】
befor:1200円ぐらい after:1000円かなぁ

南部出身のヤンキーのねえちゃんが、NYでデザイナーとして成功しちゃって、

ついでに市長の息子にプロポーズされたので、

別居中の夫に離婚を迫って、玉の輿に乗ろうとする話。

予告で、そんなには期待しなくとも、ちょっとおもしろそうかなと見に行ったのですが、

もともと期待はしてなかったので腹は立ちませんでしたが、

映画としてはあまりにものダメ映画の部類に入るでしょう。

この映画の宣伝で、女性共感度100%男性不満度100%っていうコピーがあるのですが、

正直言って、メラニーよどこにでもいってくれという感じでした。

っていうのは、別に彼女が好きとか嫌いとかじゃなくって、(もともと浜田マリ顔だし)

この女のどこに、市長のとこのボンボンが惚れたのかっていうのも描けてないし、

かといって、別居中の夫も、子供の頃からメラニーが好きだったって云うのはわかるけど、

恋愛に理由は要らないとしても、映画なら少しは説明が欲しいし、

もっとダメなのは(ここからネタバレになります)

どうしてメラニーが思いなおしたのか、何を感じたのかって云うのが

ぜ〜〜〜んぜん、描けてないので、

単なる玉の輿狙いの女が、気まぐれで、元のだんなを選んだっていう内容だし、

しかも、自分は大成功したけど、あんたはダメ男だと決め付けて馬鹿にしてたのに、

実は夫が彼女に逃げられた後、奮起して成功したっていうのがわかったら

戻ったみたいに取れてもおかしくないんだよね。

だいたい、カリスマデザイナーなら、それなりに社会的な責任がるだろうに

夫と子供と仲良く暮らしたのはわかるのだけど、デザイナーはどうしたの?って感じ。

(ひょっとして、ぼっとしていて、最後の部分で見落としたかもしれないけど)

だから、メラニーは単なるあんぽんたんにしか見えないし、

今彼も、単なるお人よしにしか見えないんだよね。

ただねぇ、メラニーの子供の頃役の女の子と、夫のジョシュ・ルーカスはいいのよん。

ジョシュは見ていて惚れ惚れ。

でも、作品としては映画館に見に行くほどでもないよと思うけど。

あと、リース・ウィザースプーンを見ていて思ったのは、

この役は数年前ならM.ライアンがやってたのかなってことかな。

リースの方が個性的な顔をしてるし、私的にはこの人がいれば、

Mライアンはいらないような気がする。

【評価金額】 beforは見る前の予想金額 afterは見た後につけた金額です

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。
お詫び :感想をすごく後から書いて、いい加減なものもあります。ごめんちゃい。
Cinema Link


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