【評価金額】
befor 1100円 after998円
才能に嫉妬して別れた元彼女から手紙が届いたのに、捨てたりしたくせに、
彼女はとっくに死んでるよと聞いたら、急に合う気になってNYに行った男の話。
時々思うのだけど、何かを一生懸命造ったけど、満足いかないものとか、
自分の力不足名物を世に発表するときって、他の人はどんな気持ちなんだろう。
それとも、満足して出してるのかな?
本当は8Mileを見たかったんだけど、上映時間が会わなくて恋愛寫眞を見ることにしました。
映画自体にはそんなに期待してないんだけど、予告でやっていた。
1年前に死んだって云う彼女から、何で手紙が届いたのか気になったから。
ただねぇ、映画は散々だよ。
っていうのはね、松田龍平(優作の息子)が主役で、設定が
9年間留学していただかなんだかの理由で、イギリス英語がペラペラっていう役で、
ナレーションも彼が英語でするんだけど、ものすご〜〜〜〜〜く下手なの。
中学生が、ニューホライズン(教科書)とか読んでる感じの英語。
冒頭が英語での会話のシーンなんだけど、この程度の会話ができたら、
もう少し流暢でもいいだろうと思ったら、
9年間イギリスで英語を身につけて、なおかつ、
普段のちょっとしたことも、日本語じゃなく英語が出てきちゃう役なの。
おまけに、NYでは、お前の英語はきれいすぎて気持ち悪いっていわれるんだけど、
その前に、お前の英語じゃ通じないだろうって言うのに近いの。
そんな奴に無理やり英語でナレーションさせる意味があるのか?
芝居がまともだなって思ったのも、殴るシーンとかだけだし。
で、もっとダメなのが、この映画、ロードショーなんだけど、
作風としては、ミニシアター系のあーティスティックな感じを
狙ったのかなと思ったんだけど、全然映像がいけてない。
なんか、こじゃれた感じの写真を写しているはずなのに、
ファインダーを通してるだろうというその絵が、全然こじゃれて見えない。
っていうか、そういうのもあって、これで満足してたら、最悪っかっちょ悪いって感じ。
一体何をどうしたかったのかって感じ。
話しのオチは、途中でついちゃうんだけど、そんなに悪くないと思うし、
冷静と情熱のあいだよりは、NYでロケした意味がある。
強いてあげれば、良いのはその2点と、おまけで小池栄子ぐらいで、
冷静と情熱のあいだほどひどくもないけど、結論としては、
やっぱりそんなにいい映画ではないと思います。
追伸、広末はどうでも良いです。