他人どころか自分の夫や親の顔まで忘れる特技を活かし、
俳優の名前とか顔とかをきれいに忘れて覚えていないような人間の、
偏見と思い込みに満ちた映画(映画館で見たやつ)の感想コーナーです。
Last Update : 2003/11/15


阿修羅のごとく

【評価金額】
befor:1300 after:1380

向田邦子原作、和田勉がNHKで放映していた連続ドラマのリメイク。
浮気している父、夫一筋の母、不倫している長女、浮気されている次女、
晩生の三女、同棲からできちゃった婚四女のそれぞれの恋愛を描いたドラマ。

なかなか渋い作品でした。昭和の54年頃を舞台にした作品なのですが、
当時こどもではありながらも、しっかり記憶が残っている私には、
ある意味懐かしい風景です。(深田恭子を除く)
役者も、かなり厳選している雰囲気があるのですが(深田恭子を除く)、
中でも一人というのなら、大竹しのぶとか、深津絵里とか文句なしにうまいんだけど、
やっぱり中村 獅童かな。
っていうのも、彼の役はかなり個性的なポジションにあるし、
正直わざとらしいのと、笑えるのとの境目にある微妙な役で、
ちょっとずれただけで、かなり嫌味な役だと思うのだが、そんな感じしなかったの。
それどころか、ピンポンをテレビで見た後だったので、たいしたものよって感じ。
役者として器用なのかな。
作品としては、もともと地味な作品なので、インパクトを感じにくいんだけど、
でも、自然と入り込んでいる自分に気がついたときに、この作品のすごさがわかるというか、
渋いって言う評価に結びついたんだと思う。

【評価金額】 beforは見る前の予想金額 afterは見た後につけた金額です

映画の傾向:あまり話題作を見ていない。戦争映画も見ない。
おすぎの話は半分にしか聞いていない。予告のナレーションが森本レオだと、あまり信用しない。
ディズニーとか宮崎アニメは基本的に好きじゃない。ストレートな映画とか、お気楽なのが好き。
お詫び :感想をすごく後から書いて、いい加減なものもあります。ごめんちゃい。
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