【評価金額】
befor:1000 after:1350
偉い人、普通の人、不器用な人、若い人、色んな人の恋愛模様。
ヒューグラントの映画は、面白いものは面白いが、ダメなものはダメって感じなのだが、
どの映画にしても気楽に見られるのが良い点っていえば良い点。
ってことで、今回も何も期待せずに見に行きましたが、
はっきり言ってヒュー・グラントの首相役というのは、あまり適役ではないね。
この人は、いい加減な男の方がどちらかっていうといい。
でもって、この映画の中でのヒュー・グラントやミスタービーンのおっちゃんなど、
ポスターでは目立っている、いわば主役を張るような人は、そんなに存在感がない作品なので、
彼らを目当てに見に行くと狂っちゃうのだが、そうじゃなければかなり良いんじゃないかな?
とにかく登場人物が多くて、色んな話が同時進行するので、最初は2時間でどうやって収めるんだろうって思うし、あまりにもバラバラなので、
見ているのがなんか疲れる。っていうか、ヒューグラントがかったるいのだが、
途中から、だんだんと盛り上がってきて、終わりに近づくに連れて、がんがん展開も速くなり、面白さも増す。
どんなエピソードがって言いたいのだけど、それぞれのエピソードが短いものなので(同時進行)、言っちゃうとネタバレになりそう。
ってなわけで、終わりよければすべて良しって感じで、おもしろかったね〜、よかったね〜なんて素直に思っている。
気楽に見た映画が、こんなふうに終わってくれたら、上出来だと思う。
で、私が嫌いなミスタービーンのおっちゃんは、本当にスパイス役程度なのだが、意外といい味出してる。