【評価金額】befor:1300円 after:650円
「キャシャーンがやらねば誰がやる」…この結果にという答えが出た作品。
私は面白そうと思い、だんなちゃんはどんなバカ映画か確かめたいという理由で2人でキャシャーンを見に行く。全席していなのだが、かなり混雑していてバラバラの席でしか見られないというが、かなり長い映画なので、次の日仕事があるし、夜遅くなるよりは早く見終えようということになる。
ところで、少し前なのだが、この映画を見終えたウタダ夫婦(だんなが監督)が感想を言っていたのだが、「映画を見て感動して泣けてきて、そうこうしているうちに自分の歌が始まっちゃって、明るくなったら自分の歌に感動してないていると思われるのが恥ずかしいので慌てた」みたいなことを言っていたのだが…ウタダよ、何処でどう泣けたのだ?????????
だんなちゃんにそのことを伝えたら、だんなちゃんの隣の席の人も同じことを言っていたらしい。どうしたらこの映画で泣ける?と。
映画で言いたいこと(メッセージというのかテーマというのか)はわかる。が、それがわかるのは映画の流れや話、映像からではなく、台詞で全部言わしたらダメだろうよ。
それに、無駄なシーンがやたらと長い。っていうか、シーンを含めて、小道具なりいろいろなもので無駄なものが多すぎる。そのくせ話全体もちゃちだし、殺された婚約者の父親の開発したスーツの解説も、彼がキャシャーンになる人に言い残した言葉も、全部無意味な展開だし、なんていうのか、どうしたいんだよこの映画。しかも、戦闘シーンの映像も顔のあっぷばかりというのもいただけないし(しかも、見ていると気分が悪くなる)、やたらと飛行機や画像に見合ってないロボットを大行進させてるだけだし、そして、大爆発しても生きている人間…いくら金持ちかわからんけど、ひどい映画。
キャシャーンがやらねば誰がやる?お前、何かやったか??????
キリヤっていう監督、ハリウッド公開目指したのかな?リメイク権は売れたらしいけど。役者も悪くなかったのだけどな…同じ役者で、他の人に同じ作品を作ってもらいたい。
見た後の評価金額650円となってるけど、本当は50円ぐらいでもいいのかもしれないなぁ。