料理本を見ながら作ると何故か違うものができてしまう主婦のアドベンチャーレシピ
Last Update : 1999/12/17


牛スジのシチュー

 コクがあるのに安いんです

西洋の煮込み料理は素材がうまみを左右するんです。

実家ではカレーやシチュウは最低1日かかる料理だし

わりとまとまった量を作るのでお金がかかる。

でも、できあがる寸前まで味がわかんないで作るんです。

たまねぎの炒め具合や量が少なかったり

肉がちょっとうまみがなかったら、もうぶち壊し。

だから、最近は下手な肉を買うよりも確実にうまみが出る牛スジを使います。

普通、煮込み等を作る時は肉の表面を焼くことによって

肉からうまみを逃がさないようにするんですが、

牛スジの場合は省いても構わないと思います。

で、できれば下ごしらえは前日にしておいてねかせると

煮る時間も短縮できるし、味も馴染みます。

じゃがいもやにんじんなどの野菜は

ルーを入れるのは食べる30分から1時間ぐらい前でいいんじゃないかな?

少し煮こんだ方がおいしいにはおいしいけれど

トマトピューレじゃなくってトマトジュースを使っているので

トマト臭さを出したかったらケチャップを

単純に酸味を出したかったら酢を

こくを出したかったらバターを少し加えてみてください。


※江田島時代は引越し先に荷物を持っていかなかったので、さらに写真がおいしそうではありません

あやぞうの調理能力:不器用で大雑把なところを、貪欲な食欲だけでカバー。
何故か本を見ながら作ると、全然違うものができてしまうので、殆ど本を見ながら作ることはない。
頭の中でこんな味のものを目指してひたすら作る、冒険的、挑戦的なドラマチックな料理をする。
もちろん、調味料は殆ど目分量、それどころか容器から誤ってどばっと落っことしたりする。
メモも取ってないので、おいしくても同じものが作れないことは当たり前の一期一会の精神を持ち、
ご家族のみなさんは毎回、新鮮でスリルのある食事が楽しめる。


■Indexに戻る ■GuestBook ■Aya Para(diary)