料理本を見ながら作ると何故か違うものができてしまう主婦のアドベンチャーレシピ
Last Update : 2000/07/17


アップルパイ

 死んだりんごで作る 簡単 大雑把なパイ

ぶっきっちょな形をしているけれどアップルパイです。

パイっていっても練りパイなので

あの、ミルフィーユなんかを想像されちゃうと困るけれど

まぁ、簡単にできて気に入ってるんですわ。

バターは普通のバターを使っていて、小麦粉は薄力粉100%の時もあれば

数10%の割合で強力粉を混ぜる事もあります。(気分で)

砂糖は、うちはきび糖を普段も使っているので、他の砂糖だと味はわかんないです。

シナモンは入れ忘れた事があったけれど、なんか物足りないので

シナモンが嫌いじゃなかったらかけたほうが美味しいです。

アーモンドスライスは絶対あった方が美味しいです。

つやだしと砂糖やシナモンの定着剤に塗るのを卵黄と上にはありますが

私は全卵を利用してます。

あと、りんごが少ない時や、気分でレーズンもりんごと一緒に入れます。

さて、ここからが本題。

このパイの一番のポイントはりんごです。

このりんごは、アップルパイの定番紅玉などは使わず

ふじとか、むつを使うことをお勧めします。

紅玉でも悪くはないのですが、普通の市販のアップルパイのような味になっちゃいます。

そして、もう1つ大事な事は、りんごが古いほど良いってことです。

冷蔵庫で、たまに見ては『見てはいけないものを見てしまった』っていうぐらいだと、更にGood!

できれば1ヶ月以上、少なくとも数週間はほったらかしにされていたりんごを使うことをおすすめ。

皮にしわが寄っていたりしたら、かなり良い感じ。

りんごの水分が抜けて、煮詰め過ぎることなく、短時間で味が染みて、パイの皮も良い感じになります。

ほんとうだよ。

※江田島時代は引越し先に荷物を持っていかなかったので、さらに写真がおいしそうではありません

あやぞうの調理能力:不器用で大雑把なところを、貪欲な食欲だけでカバー。
何故か本を見ながら作ると、全然違うものができてしまうので、殆ど本を見ながら作ることはない。
頭の中でこんな味のものを目指してひたすら作る、冒険的、挑戦的なドラマチックな料理をする。
もちろん、調味料は殆ど目分量、それどころか容器から誤ってどばっと落っことしたりする。
メモも取ってないので、おいしくても同じものが作れないことは当たり前の一期一会の精神を持ち、
ご家族のみなさんは毎回、新鮮でスリルのある食事が楽しめる。


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