料理本を見ながら作ると何故か違うものができてしまう主婦のアドベンチャーレシピ
Last Update : 2003/06/16


梅酒

梅のヘタを取り、ぬらして固くしぼったおふきんで拭いて、乾いたおふきんで拭く。
ビンに梅を入れる。
氷砂糖を500g〜800g(甘いのが好きなら多めに)入れる。
焼酎をいれて、1年寝かす。


リクエストをもらって、その度に説明するのが面倒なので…

梅酒なんて、その家の作り方があると思うのですが、

とりあえず我が家の作り方です。

といっても、梅をきれいにして、甘味料を入れて、

お酒を入れるっていうだけだけど。

たぶん、味の分岐点になるのは、甘味料とお酒の種類でしょう。

まずお酒、一般的には果実用ブランデー、ホワイトリカーですが、

私は、35度以上の米焼酎、或いは35度以上の泡盛を使います。

前に、ブランデーと泡盛を同時に漬けたことがあるのですが、

味がこうまで違うかと思ってからは、焼酎か泡盛です。

この35度以上を探すのが大変で、25度で漬けちゃったけどどうしたらいい?ときかれましたが、

私にはわかりましぇん。とにかく35度以上です。

甘味料は蜂蜜などを使う人もいますが、私は氷砂糖を使います。

形はこぼこした氷砂糖のほうがおいしいようです。

砂糖は少なめに入れるからか、1年以上はかかります。

梅は青梅の傷ができるだけないもの。青いものを選びます。大きい梅の方がらくちんです。

通常実は途中で取り出すらしいですが、私は容器の都合とかで困るまでは出しません。

(正しいかどうかは不明ですが)

去年のは、香りが良くなると聞いて、杏仁を入れてみましたが、

まだ、漬かりきってないので、結果は不明です。

球磨焼酎が見つかったので、今年はこれで漬けます。

私のはたいしたもんじゃありませんが、球磨焼酎で漬けた梅酒の名品が、いっぱいあります。

黒糖で漬けてもおいしいと、酒売り場の人に聞いたのですが、それはまだチャレンジしてません。

ちょっと気になります。












これはたぶん、結婚した年に久米仙という泡盛で漬けたものです。砂糖が多めでちょっと甘いですが、作ってから1年半ぐらいしたときに飲んだら、もう、デリ〜シャスでした。

あやぞうの調理能力:不器用で大雑把なところを、貪欲な食欲だけでカバー。
何故か本を見ながら作ると、全然違うものができてしまうので、殆ど本を見ながら作ることはない。
頭の中でこんな味のものを目指してひたすら作る、冒険的、挑戦的なドラマチックな料理をする。
もちろん、調味料は殆ど目分量、それどころか容器から誤ってどばっと落っことしたりする。
メモも取ってないので、おいしくても同じものが作れないことは当たり前の一期一会の精神を持ち、
ご家族のみなさんは毎回、新鮮でスリルのある食事が楽しめる。


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