果たして、いつの日か気に入るようなお家を見つけられるのだろうか?
お家が欲しいよぉぉ!!と思いつつ送る借家ライフ
Last Update : 1999/10/17

KabiKabi War 4

『比べるっていう意味で、こっちのマンションも見に行ってみない?』

近くのマンションを見た翌日、他のモデルルームにも行ってみることにした。

『そのタイプはないんです』わたしたちの欲しいような部屋はもうなかった。

残っている部屋はピンと来ない感じ。おまけに営業マンもあんまり感じが良くない。

なんか若くてどうせ金がないんだろうって感じありあり。ふざけんなと言う気持ちが強くなって、

いい物件だったら、何ぼでもだしたるわ!と大見栄切ってみたが、

実際の場所に行ったけどやっぱりイマイチ。

『昨日のマンションの方が良かったよね。そうだ、もう一度見に行ってみよう』

と2人で見に行くことにした。今度はより細かく見たり、説明を受けたりした。

『あのマンション、いいねぇ』そんな気もちになったので

買うにはどうすれば良いのか、翌日私が1人で説明を聞きに行くことになった。

営業の人は丁寧に説明してくれた。本当はその時、あんまり説明は聞かなくても良いやと思ったけど

せっかくなので、ちょっと気になっていた天井の高さとか聞いてみることにした。

だんなちゃんの理想の通りに部屋を使うと、天井の低さが邪魔をして家具が入らない可能性が出てきた。

おまけにその天井の低さは、部屋の圧迫感というのことにも影を落とすような気がして来た。

そしてマンションが建った後、その前後にさらにマンションが建つ。

となると、2重窓などにしなければ騒音が大変。

こんだけお金をかければ、家が買えるんじゃないか?

『どうせ、マンションが建つのは来年の6月。少なくとも今の問題の解決にはならない』

っていう結論になって、再び家を探すことになった。


『もう、時間もないし賃貸という手も考えないと駄目だね』

不動産屋さんはいろんな物件を紹介してくるがイマイチだった。

ってなわけで、賃貸を探すことにした。

トランクルームを考えているうちに、賃貸なら補助がもらえる。

新しく部屋を探す時も困らないので、最低限の部屋を借りることにしようとなった。

『風呂が狭くて嫌』とだんなちゃん。『なんちゅうSAY?』

部屋を紹介してもらう前に、だんなちゃんと話し合った方が良いんじゃないかということで退散。

お家でだんなちゃん相手に説明会を開く。

そこへ2つの不動産屋さんから情報がはいる。

当たりもある不動産屋さんのFAXで送られてきてピンと来た物件と、

はずれ不動産屋さんのお義理物件を翌日見に行くことにした。

そういうわけで、賃貸は後から考えることにした。

My Home History  
結婚するまで引越した事がなかったのに、結婚を期に名古屋から横須賀に移り住む。
気に入った地域にあったが、崖の下にあり、カビに悩まされる 8ヵ月程度の研修転勤が決まり、
これをきっかけに、家を買うことを思いつき急遽家を探す事になる。
結局、ぶっさいくな物件ばかりで、お値打ちなアパートに荷物を移動させる。
新居では1日しか眠ることなく、だんなちゃんは転勤先の江田島へ、私は名古屋に移動する。
2ヵ月滞在の後、名古屋から江田島に移動する。 半年の滞在の後、江田島をごまかす様に後にする。
横須賀の借りていた部屋で生活をはじめるが、駅から1分という立地、日当たりのよさで、だらだらと引越しもせず今に至る。


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