果たして、いつの日か気に入るようなお家を見つけられるのだろうか?
お家が欲しいよぉぉ!!と思いつつ送る借家ライフ
Last Update : 1999/11/17

名古屋にて2

江田島での生活は一抹の不安があった。

1人で新しい環境に行くのは平気だとして、問題は、生活する状態にができていないって事である。

江田島での生活用品であるのは、セットされていないオーブンレンジと炊飯器、布団の上掛けだけで

冷蔵庫、ガスレンジ、洗濯機など生活する環境ができていないのだ。ガスも使えるようになっていない。

これが都会なら、それでもいいのだが、聞くところによると、なんもない田舎らしい。

しかも、だんなちゃんは1週間のうち金曜の夜と土日しか家にいない。

生活用品が買ってから届くまでに時間も少しかかるだろう。

それまで、ご飯が食べられるようになるまで、どうやって生活をしていけば良いんだろう????



『炊けば?』

そういうことじゃない!そういうことじゃない!!そういうことじゃない!!!

だんなちゃんに言っても通じない。

1週間に1度買いだしに行くのはいいとして、問題は冷蔵庫もないところでは、買いだしにも行けない。

おまけに火も使えないとなれば、なお、やっかい。

文明のないところで、文明のない生活をするのはそれなりの知恵があるが、

文明に頼った生活環境で、自分だけ文明のない生活をするのは考えるだけでつぶされそう。

でも、だんなちゃんは何処吹く風。

ぶちきれて『行って挫折しても許してね』とメールを打つ。

掲示板でも泣き叫ぶ!!!

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!うぎゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

だからといって、いつまでもここにいても仕方がないので何とかしなければ…

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!うぎゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

だんなちゃんに電話をいれた。

『電子レンジだけでもいいから、使えるようにしといて』

My Home History  
結婚するまで引越した事がなかったのに、結婚を期に名古屋から横須賀に移り住む。
気に入った地域にあったが、崖の下にあり、カビに悩まされる 8ヵ月程度の研修転勤が決まり、
これをきっかけに、家を買うことを思いつき急遽家を探す事になる。
結局、ぶっさいくな物件ばかりで、お値打ちなアパートに荷物を移動させる。
新居では1日しか眠ることなく、だんなちゃんは転勤先の江田島へ、私は名古屋に移動する。
2ヵ月滞在の後、名古屋から江田島に移動する。 半年の滞在の後、江田島をごまかす様に後にする。
横須賀の借りていた部屋で生活をはじめるが、駅から1分という立地、日当たりのよさで、だらだらと引越しもせず今に至る。


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