果たして、いつの日か気に入るようなお家を見つけられるのだろうか?
お家が欲しいよぉぉ!!と思いつつ送る借家ライフ
Last Update : 2000/05/17

広島セレナーデ 6

がんばりました。お家のリフォーム。

何を思ったのか、ペンキを塗るというのを、最初のうち漆喰で塗ると勘違いして、面倒な事に。

気を取り直してだんなちゃんとペンキで壁を塗るのだが、前の人たちが楽して塗ろうと、

水分たっぷりで塗るので、壁がベロベロめくれてくる。こんなんじゃキリがない。

さらに、ふすまの手垢の黒ずみ、絵の具で塗ってたんだけど、水分つけると汚れがさらに浮き出るんだよね。

ところで、言われている出て行くときの話しを詳しく聞くと、

私たちは出て行くときに管理費をまとめて払うらしい。

その積立金が、一部屋ごとにあり、各項目別に満額になると、その項目の修理は免除されるらしい。

通常、管理費を払っていれば、通常の使用ではそれ以上取られないというのが常識だが、

そんな常識はここにはなく、管理人がケチをつけては、満期になっていないものを弁償しろと代金を請求するらしい。

しかも、1万とかじゃなく、12万ぐらい請求される人もざららしい。

しかも、皆、因縁をつけられないように賄賂を渡すそう。10万円も渡そうとした人もいたらしいが、

『それでは多すぎる、半分でいい』と管理人は言ったそう。

納得行かないと支払い拒否をした人もいたが、しつこく上官に訴えたりもするらしい。



ところで、この建物の規約はどうなっているのだろう?

ふと疑問に思ったので、探してみたら、規約と一緒に修理記録も出てきた。

昭和42年ごろの築らしい。しかも、最近は空室のせいもあるのか、そんなに金額も積み立てられていない。

畳なんかは殆ど変えられることなく使われているのだろうが、それを請求されたらたまらない。

こういうとき、権力のある人々との付き合いがあれば、かばい立てもあるのだろうが、

他の幹部さんとは違って、うちのだんなちゃんは平。しかも、私は非力。

とにかく、自分で戦わないといけないのだわ。

だんなちゃんと2人、必死に荷造り、必死に掃除、必死にリフォーム。

My Home History  
結婚するまで引越した事がなかったのに、結婚を期に名古屋から横須賀に移り住む。
気に入った地域にあったが、崖の下にあり、カビに悩まされる 8ヵ月程度の研修転勤が決まり、
これをきっかけに、家を買うことを思いつき急遽家を探す事になる。
結局、ぶっさいくな物件ばかりで、お値打ちなアパートに荷物を移動させる。
新居では1日しか眠ることなく、だんなちゃんは転勤先の江田島へ、私は名古屋に移動する。
2ヵ月滞在の後、名古屋から江田島に移動する。 半年の滞在の後、江田島をごまかす様に後にする。
横須賀の借りていた部屋で生活をはじめるが、駅から1分という立地、日当たりのよさで、だらだらと引越しもせず今に至る。


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