おいしいものを求めて、西へ東へご近所へ!
たいしたことない、その辺放浪記
ご注意:これは旅行記なんて立派なものではありません。
Last Update Last Update : 2002/08/20

2002.8.20寸又峡で渓流そばを食べよう!

夏休みを使って、台風の中、実家から御前崎のばあちゃん家に行き、ついでなので、横須賀まで帰る途中寸又峡に寄っていこうという話しになりました。
寸又峡は今回で2回目。目的は前回食べたらおいしかった、岩魚とイナゴ入りのそば&温泉。ということで、朝早く出発!

御前崎からは金谷駅までバスが出てるのですが、金額的にも時間的にも、菊川経由で行った方がらくなので、菊川まで1時間ほどバスに揺られ、JRで一駅、大井川鉄道の出発点金谷駅に着きます。
この大井川鉄道、SLとか走ってるので、夏休みは息子を連れたおとっつぁん鉄ちゃんの含有率が多い鉄道です。が、私たちは一番早く来たのに乗ることに。川を眺めながらのんびりと鉄道の旅。
そうそう、大井川は、昔『越すに越されぬ』といわれてたのに、最近は、特に昨日台風が通った後なのに水が少ないんですね。前回のときは、水が多くて深いエメラルドグリーンがきれいだったのだけど。

車中のだんなちゃん。ありののんびり感にお休み中

千頭行きの切符。結構料金がかかる。
夏は宿つきのお得なプランがあるので、
泊まるならそれを使った方がおりこうだなと思いました。

電車は1時間ちょっとで、千頭に着きます。ここから寸又峡へは、バスで行きます。こちらは45分程度。どんどん山を登ってゆき、アブト名物湖上駅が途中見えると思います。なかなか良い眺めです。

で、今回の目的は、前回食べておいしかった、イナゴ入りの冷たいおそば。
前に来たとき、どこで降りていいのかわからず、どこに行ったらいいのかもわからなくて、窓からじっと外を見てたら、なんとなくおいしそうなお店だったので、入ったら、おいしかった。
ただ、どこで降りていいのかわからないので、今回も一度終点まで行き、小さい町なので歩いて戻りました。
ところで、お蕎麦屋さんに入ったのはいいものの、なんていう名前のそばだったかを忘れた。なんとなく山菜入りだったような気がして山菜そばかとも思ったが、とにかくイナゴが入ったおそばだとは覚えていたんだけど。

で、お店の人に『イナゴが入ったおそばってありませんでしたか?』と聞いたら、これでしょうと教えてくれたのが渓流そば。
だんなちゃんはイナゴが入っていたことを忘れていて、あやの食べ物への執着心を改めてすごいと思ったらしい。が、私は山女が入っていたのを忘れていた。そのうち、そういえば、前回、折角だから変わったのを食べようと思って、私は冷たいの、だんなちゃんは温かいのを食べて、冷たいのがとって〜〜〜もおいしかったんだってことを思い出す。
今回はだんなちゃんも冷たいのをオーダー。おいちかったぁ〜〜!

前回は夢の釣り橋に行ったのですが(とても良いところだったけど、つり橋は怖かったよ〜)、今回は時間も少ないので、温泉に行く事に。前回は町営の400円の露天風呂を利用したのですが、今はどこの宿でもお風呂を開放していて、500円〜600円程度では入れるので、今回は宿のお風呂を利用する事に。(ちなみに、寸又峡温泉の宿に泊まると、あちこちのお風呂に入れる手形がGETできるようです)午後2時ごろのお宿のお風呂は空いていて貸切状態。露天風呂も気持ちいい〜♪
た・だ・し、調子に乗ってシャンプーなんかしちゃった私(いつも日帰りのときは、髪が長いので、そこでは洗わない)は、香りのいい石鹸のせいでか、蜂に怯えながら入ることに。

で、さっぱりしてからはお土産探し。
前回懲りたのは、おばあちゃんにお土産にお茶羊羹を買ったのだけど、試食するときに、一緒にお茶もすすめられて、なんておいしい羊羹なの!しかもお茶までくれていいお店。と思ったのですが、家に帰って羊羹を食べたら、試食のときのコクとかうまみとかがないの。そうです、お茶の味でお茶羊羹の味を錯覚させていたのです。ってことで、今回はそれを買わないことに。
そういえば、前回どぶろくなのか、ワンカップ大の濁り酒を買ったらすごくおいしかったので、探しまくりましたが、今回は見つからず。その代わりに買ったのが、四季の奥大井と寸又峡の生。前に大井川と言うお酒がおいしいと聞いていたので、それを買おうかとも思ってたんだけど、それは、金谷辺りでもかえるだろうが、この四季の奥大井はこっちの方まで来ないと買えないと聞いたので、買って見ました。お家で飲んだらすごくおいしかった。記憶違いでなければ静岡の地酒で有名な花の舞だったような気がするんだけど、花の舞のシリーズよりはるかに好きな味。

で、これからどうしようかと思ったとき、調度バスが来るというので、乗って帰ることに。で、すぐ出発する電車に乗れそうだったのだけど、お土産とかもちょっと見たい気がするし、それから15分程度の差で次の電車が出るというので、急行だし、じゃぁそれでいいじゃないと、そっちに乗ることにしたら、なんとSLでございました。しかも、最後に切符を買ったためか、一番先頭電車の一番前。しかも、スペースたっぷり。レトロな感覚を味わえてラッキー。気分はもうすっかりメーテル。
眠そうなだんなちゃんの横でずっと、『ほら鉄郎』と遊んでいました。

そうそう、この電車、車掌がずっと喋ってるの。歌を歌ったり観光案内をしたり。で、遭遇したのがこのたぬきちゃんたち。 
なんでも、鉄道ファンなんかの寄贈で増えたそう。

ところで、この電車、急行というんだけど、普通電車より長く乗っていたような気がする。

ってことで、寸又峡日帰りダイジェストはこんな感じでした。

ちなみに大井川鉄道のHPはこちらです。
http://www.oigawa-railway.co.jp/0menu1.htm

おまけの静岡駅で桜海老のかき揚げを食べよう!

さて、電車は金谷駅に到着。そこから東海道線で静岡駅へ。そのまんま帰ってもいいのだけど、静岡駅にも安倍川餅を食べさせてくれる店とか、いろいろある。駅弁でもいいかなと思ったが、結局、夕ご飯を食べて帰ることに。
で、この旅のはじめ、静岡に入ったときは、浜松でとろろ飯を食べたので、丸子のとろろ飯の店があるけど、違う名物がいいかなと思い、選んだのが桜海老!ってことで、地元の料理を出す居酒屋&定食屋で、かき揚げ丼定食を注文する。私は、家で桜海老のかき揚げを作るんだけど、ここの桜海老は、私たちが使っている乾燥とは違うのか、なんか大きくていい幹事の桜海老。これが2枚(あったと思う)とお味噌汁、お漬物がつきます。さすがに2枚目はお腹一派になってきてますが、サクサクしておいしゅうございました。

 


放浪者:元旅行会社の国内手配担当。
ぷー太郎のときに、国内主任の資格でも取っておくかと思い勉強をし始めるが、 その2時間後、 旅行会社に入っちゃえば、合理的で身につくじゃんと考え、 その数日後から けちけち旅行で培った日程表作りを武器に2年間居座る。(結局試験は受けなかった)
テッちゃんではないが乗り物は好きで、近所でも知らない道だと旅行気分を感じ、可能な限りお弁当とお土産(&お酒)を必ず物色するロマンチストな一面も!
結婚後は、横須賀に引越したおかげで毎日がぷち観光気分なのだが、最近、気がつけば名古屋の実家にしょっちゅう(年の3割ぐらいは)帰っているのに、出かけている所は親戚周りばかりで、夫婦で旅行とか、そんなお楽しみがないことに気がつき、久々に家に帰りくつろいでいるだんなちゃんに思いだしたように八つ当たりして暴れる日々。

■関連ページ■
あやちゃん・たまちゃん・パラダイス計画(夫にだけおいしい思いをさせるかと追っかけて行ったブルネイ旅行の話)

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