おいしいものを求めて、西へ東へご近所へ!
たいしたことない、その辺放浪記
ご注意:これは旅行記なんて立派なものではありません。
Last Update Last Update : 2003/08/11

ついに!わんこそば!

憧れのわんこそば。昔女の60分という番組で挑戦していた女性レポーターが、いきなり高記録を出し、しかも、大会でも入賞するのを見てしまい、ずっと憧れていた。念願のわんこそばである。
さて、買い物を終えて、さほどお腹の減っていない状態で私たちは、東屋につきました。場所は盛岡バスセンターの近く。
ネットで検索したには、かなり待つらしいから、ちょうど良いかと思ってたんだけどね…。
お店には続々と人が入ってゆくのだけど、お店の人が『わんこですか?予約してますか?(大体の人はしてない)では、2階にどうぞ』と、なんだかあっさりと、皆2階に吸い込まれてゆく。
そして私たちも、同様に吸い込まれてゆき、あわただしく店員が動き回る、わんこそば用の座敷へと通された。

注文したのは3000円のコース。
わんこそばは2500円からなのそうだが、2500円だと食べたおわんを並べずにマッチで数えるって言うので、折角なのでムードを重視し、3000円コース。
しばらくすると前掛けを渡され、料理とか薬味が並ぶ。おそばを人はまだ来ない給仕してくれるが、どうやら隣の男2人組と一緒にやるらしい。
その間、お刺身なんかをつまむ。食べない方が有利だよとも書いてあったが、きっとそばばかり食べるのは無理があるだろうからと、とりあえず、全種類口にしてみることにしました。

さて、おっとり気味のおばさんが来て、戦闘開始です。
でも、私、お腹すいてないんだよね〜。だんなちゃんははじめからそんなにがんばる気はないよう。だけど、隣の男2人組、特に私斜め前の人は闘志ムラムラむんむんで、ぎらぎらしている。こりゃ、同じペースで行ったら、もっとダメだと思い、マイペースにすることに。もともと、男の人と張り合うのは難しいだろうもんね。
『最初の一杯はそのまま食べてください』というので、その通りにする。そのとき、すでに戦いに敗れてたのかもしれない。
私は、そばは江戸っ子風に、少し固めのそばに冷えた汁をほんのちょっとつけて、飲むのがすきなのだが、飲み込みにくい。それとお汁が濃い目で少し生暖かい。う〜〜〜〜む。
でも、まあ、これも記念なんだから、のんきにやるか…と、マイペースにデザートを食べたり、刺身を食べたりしながらの参戦。当然、男の人たちとは差がついてゆく。
が、まぁ、しょうがないと挑んでいたら、給仕の人がそばを取りに行ったときに(これが結構ある)『僕、もうや〜めた』とだんなちゃんがリタイア。おお?そんなぁ。
『だって、お腹いっぱいだもん。苦しいもん。』
なぬ?60杯ちょっとぉ?それって男の人の平均なんでしょう?隣の人はがんばっているのに、根性なし!
『だって、平均だから、それ以上の人といかの人がいるんだもん』といいやがる。
しかし、それは許さん!との私の言葉で、あと2杯ぐらい食べ足す。

しかし、私もそろそろ限界。男の人はみんな60杯を越えている。
私の目標は多ければ多いほどだけど、コンディションが整っていないとはいえ、
あんなに楽しみにしていたのに60杯以下なんて嫌!プライドが許さない!
ということで、だんなちゃんが62杯ほどなので、私は63杯までがんばる事にする。
そして、戦いは終わった。苦しかったぁ。
おばちゃんが数える。このおわん、15個を一塊にしないといけないのに、数えるのが下手な私が数えたときは1列が14杯に見えたが、
おばちゃんが数えた結果、私の公式記録は66杯となった。
そして、だんなちゃん、彼のはきっちり数えられて、公式記録が60杯となってしまった。
あのときの2杯がなければ、だんなちゃんは平均以下と思うと、お尻を叩いてよかったよ。
で、公式記録を書いた紙を頂戴して、今回のわんこそばは終了。
だんなちゃんは、苦しい、とうぶんそばなんて見たくないと申しておりました。
は〜〜ぐるぢかった。でも楽しかった。
でも、関東に帰ってわんこそばオフをしようと思ったけど、それはやめとこうと思いました。

 


放浪者:元旅行会社の国内手配担当。
ぷー太郎のときに、国内主任の資格でも取っておくかと思い勉強をし始めるが、 その2時間後、 旅行会社に入っちゃえば、合理的で身につくじゃんと考え、 その数日後から けちけち旅行で培った日程表作りを武器に2年間居座る。(結局試験は受けなかった)
テッちゃんではないが乗り物は好きで、近所でも知らない道だと旅行気分を感じ、可能な限りお弁当とお土産(&お酒)を必ず物色するロマンチストな一面も!
結婚後は、横須賀に引越したおかげで毎日がぷち観光気分なのだが、最近、気がつけば名古屋の実家にしょっちゅう(年の3割ぐらいは)帰っているのに、出かけている所は親戚周りばかりで、夫婦で旅行とか、そんなお楽しみがないことに気がつき、久々に家に帰りくつろいでいるだんなちゃんに思いだしたように八つ当たりして暴れる日々。

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