おいしいものを求めて、西へ東へご近所へ!
たいしたことない、その辺放浪記
ご注意:これは旅行記なんて立派なものではありません。
Last Update Last Update : 2003/08/11

まかど温泉冨士屋ホテル

タクシーで10分ほどで今宵のお宿、まかど温泉冨士屋ホテルに到着。
ここは、箱根にあるあの冨士屋ホテルの系列の宿で、田舎にあるにも拘らず立派なホテル。
イメージとしては、リゾートとかではなく、この近辺の財界人とかが会食とかしそうなイメージ。
プリンス系列に泊まったことがある人なら、そんな感じと思ってもらえれば。
どこにでもあるタイプといえばそれまでだが、さすがにきれいで、スタッフがしっかりしている感じ。
ただ、夏休み中って言う事もあって、縁日風の装飾で子供にも少しだけ媚びている所が、観光ホテルらしい感じかも。

お願いしていたのは喜びプランというので、14000円からネット予約特典で10%引き。
案内された部屋はトイレバスつきの和室で、広い、きれい。
立地はともかくホテルだけでいえば、コストパフォーマンス的には上等。
ただ、楽しみにしていたむつ湾は、3階ってこともあって、少ししか見えない。
『景色なんてね、夜になると真っ暗なんだからというだんなちゃん』
確かに宿に着いたら雨の降りが少しずつ強くなってきたので、同じか。
仲居頭さんも挨拶に来て、とりあえず一服。おみやげ屋をちゃかチャカとひやかす。
キティーちゃんを発見するがちょいと高いか?

お風呂は広い内風呂と、お庭が見える露天風呂。
サウナもあったらしいけど、気づかず入り損ねる。
うっかり。今回もご飯の時間を遅めにしたので、タイミング的には調度人が少ない時間だったので、露天風呂は、貸しきり状態、或いは人が来ても2〜3人。
屋根はあったけど、雨がぽつぽつしてたしね。でも、その雨のぽつぽつが気持ちいい感じ。草の蒸れる匂いもなんとなく癒される。
お風呂から上がると、湯上りどころにマッサージ椅子と足裏マッサージ器が。しまった、お金がない。
ということで、お金を取りにいき、足裏マッサージを開始。
これがねぇ、普通の電気屋で見た事がないタイプで、足をスポッといれると、もぎゅって足を掴んだら、ぐりぐりぐりとマッサージされるの。
スタート状態の弱だと、昼のわんこそばでつかれ切った内臓には今ひとつってことで、中にしたら痛いの何の。ひぇ〜〜〜〜〜〜っ。
しかし、なかなか払い甲斐があった5分間100円であった。続いてはマッサージ器。
こちらは電気屋にあるようなタイプ。で、もみもみしていると、だんなちゃん登場。
だんなちゃんにも足裏マッサージを勧めてやらせるが、平気なのね。ちぇっ。

さて、そんなこんなで遊んだら、調度お食事タイム。お食事は部屋食。
どんどこ、上品な会席料理が並んでゆくのだが、私たちの喜びプランは、ネットにあったプランの中では良い方なので、正直言って『あれ?』と思ったのだが、あとから出てくるわ出てくるわ。
だんなちゃんは、まだそばが癒されてないのにと言っている。
ただねぇ、食べてみると、もっと冷たいものは冷たく、熱いものは熱いほうがおいしいのにと思うんだけど、その辺が惜しい。味の方はさすが冨士屋ホテルと思う内容なんだけど。

特につぼに入った牛肉のシチュー、おいしかったぁ。でも、ホント、普通なら喜ぶかもしれないが、わんこそばを食べた日の夕食としては、最後は格闘だった。しかも、ざるそばが出てたし。

追加でビールとか地酒を注文しようとしたら、冷蔵庫のを飲むのか、ホテル内の売店か自動販売機で買ってきてということで、持っていたビールと、売店で買った奥入瀬ビール(のうち1缶)、青森のお酒を頂く。
奥入瀬ビールはおいしいと聞いていたが、缶のは、平凡な味。

お腹一杯で、苦しくて今日もパタリンコとお布団でしばらくひっくり返る。30分〜1時間弱ぐらいウトウト。だんなちゃんは読書タイム。そういえば、この辺りはフジテレビが入らない。ぽよよ〜〜んとした状態で、今宵のビールタイム。おつまみ用いぶりがっこをあてに、今朝、田沢湖高原の酒屋で買って来た、田沢湖ビールのあきたこまちラガー。田沢湖ビールの方が飲み易いがボディーがしっかりしていて、やっぱりおいしい。

さて、さわやかな朝である。
今日は5時半過ぎてから目が覚める。混んでいるかなと思いながらも朝風呂へ。やっぱり人が増えてくる。
サウナも空いてないので、露天風呂を重点的に入ったら部屋に戻り、だんなちゃんを起こし、お風呂に入っておいでと促す。
その間に宅急便の荷物を作り、お土産コーナーで浅い地が出るというのでのぞきに行く。
が、やっぱり乾物関係が多くて、買うものがなく、キティーちゃんを高いなと思いながら、この先ないといけないので買う。荷物も出す。
荷物、箱も荷物もホテルプライスで高めのような気がする。

おみやげ屋で落ち合っただんなちゃんと部屋に戻り、胃腸を働かさねばと昨日買った、ドリンクタイプのヨーグルトが3本あるので飲み比べをする。
このとき、冷蔵庫はロックされるが、予め出しておいたのでセーフである。
奥入瀬のむヨーグルト…ヨーグルトのうまみが濃厚なタイプ
早池峰のむヨーグルト…ヨーグルトのうまみが濃厚で味も強い
岩手たのはたおいしいのむヨーグルト…この中ではあっさり儀実で酸味のあるタイプ
だんなちゃんとしては、この3つの中では早池峰がいちばんだそうな。

朝ごはんは宴会場でバイキング料理。
テーブルに着くと、地元料理の説明の紙があるので、お粥を選ぼうと心に決め、早速いろいろと取りにいく。
とりあえずパンや数品を除いてほぼ全種類少しずつ取る。帆立貝もある。
わ〜いと喜んでいたら、今日は人気があってもうでてしまったため、後2個しかないから、私に2個ともあげるというので、有難く頂く。
お粥は、地元の何とか粥が食べられるかと思ったら普通のお粥。
これがねぇ、意外と入らないんだわ。っていうか、昨日からあれだけ食べてたので、さすがにお腹の減り具合がたりないんだよな。
後からパン等も取りに行くつもりだったのに、泣く泣くあきらめる。

その後、一休みしてチェックアウト。
ホテルから野辺地までは、小型のバスで送ってくれる。
だんなちゃんは、宿で歯が欠けたらしく、気になる様子。歯医者に行けって言うの。

 


放浪者:元旅行会社の国内手配担当。
ぷー太郎のときに、国内主任の資格でも取っておくかと思い勉強をし始めるが、 その2時間後、 旅行会社に入っちゃえば、合理的で身につくじゃんと考え、 その数日後から けちけち旅行で培った日程表作りを武器に2年間居座る。(結局試験は受けなかった)
テッちゃんではないが乗り物は好きで、近所でも知らない道だと旅行気分を感じ、可能な限りお弁当とお土産(&お酒)を必ず物色するロマンチストな一面も!
結婚後は、横須賀に引越したおかげで毎日がぷち観光気分なのだが、最近、気がつけば名古屋の実家にしょっちゅう(年の3割ぐらいは)帰っているのに、出かけている所は親戚周りばかりで、夫婦で旅行とか、そんなお楽しみがないことに気がつき、久々に家に帰りくつろいでいるだんなちゃんに思いだしたように八つ当たりして暴れる日々。

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