おいしいものを求めて、西へ東へご近所へ!
たいしたことない、その辺放浪記
ご注意:これは旅行記なんて立派なものではありません。
Last Update Last Update : 2004/08/05

函館&北東北5days…(函館から田沢湖温泉へ・画像入れ作業中)

旅行3日目。
本日は函館から田沢湖温泉まで移動します。
田沢湖温泉は、去年利用してものすごく気に入ったホテル田沢湖温泉プラトーホテル。本当に楽しみにしてました。
でも、その前の電車に乗る前の短い時間、函館をめいいっぱい楽しみまっしょい。

【朝も元気】

朝早くおきてお風呂を楽しむ。空いているので落ち着く。

ごはんは今日も朝からゴージャス。
夕ご飯がかなり良かった渚亭。でも、夕ご飯が良かったから朝ごはんが良いとは限らない…と、ちょっぴり意地悪な視線で見たもののの、とんでもない。期待を裏切りません、渚亭。
朝食はバイキング形式なので更に歯止めが利かない。しかも、地物をちゃんとふんだんに使ってる。
昨日とほぼ同じような場所を陣取り、海を見ながらの朝食はおいしい。
が、これだけではございません、渚亭。
前日、朝市でイマイチだった朝イカ。リベンジって事で、前日予約を入れておきました。一杯600円也。さて、お味は…
そうそう、これよ、これがだんなちゃんに食べさせたかった朝イカよ。やってくれます、渚亭。

【再び朝市】

チェックアウトをマませた我々は、朝市バスで函館に戻ることに。
荷物をロッカーに預けた後、もう一度朝市をぶらり。お土産を若干買い足したり、アイスを食べたりビールを飲んだり。
あれ?あんた、満腹のはずでは?ってお思いでしょうが、口をちょっとさっぱりさせたかったのと、デザートは別腹、そして、この機会を逃したら、食べられないかもしれないという欲で立ち寄ったのが、朝市の隅にあるアイスクリーム屋。
名Oは覚えていないのですが、ィいしそうなジェラードや、大沼ビール、山川牧場の牛乳を扱っていたような。
とにかく素材にもこだわりがあるようですが、大沼ビールもおいしいですが、私が頼んだアイスもおいしいですが、だんなちゃんが注文した大沼ビールアイスが最高!
これでおしまいだったはずの食欲に火がついてしまい、それでもそこでは我慢した夕張メロン(昨日、食べそびれたし…)のカット売りを、アイスクリーム屋を出て、3分も立たないうちに、他の店で購入して食べていました。(この店の方が安かったし)夕張メロンおいしいのね。

【お世話になりました。ボウニモリ】

さて、本当に満腹。ってなことで、お土産に買い忘れはないかと、ボウニモリのお土産屋を覗き、そしてお中元コーナーを覗く。目当ては北海道限定販売のビール、サッポロ・クラッシック。初日にコンビニで購入して気に入ったので、ディスカウントストアーを見つけて大量購入して家に送ろうと思っていたのだがその手の店が見つけられなかったが、お中元や帰省土産など用に、ひょっとしたらうまいこと良く方法があるのでは?と思ったら、ありました。3000円のギフトコース、送料無料っていうのが。ブラボ〜〜〜!

【ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー】

電車に乗るまであと少し。
函館を出たら、このまま田沢湖まで行くのだが、お弁当を買えないかもしれない…ってなわけで、我々は急いでハンバーガーショップのラッキーピエロに向かい10時の開店を待つ。
ご当地グルメって事で、ネットで名前をチラッと見て気になってたチャイニーズチキンバーガーを購入。
これは、ハンバーガ愛好会の金賞受賞したものらしいのです。お値段315円。
これをもって10時40分の電車に乗り込み、函館とはさようなら。
でも、また、遊びに来るもんね。

そうそう、ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー。
これね、おいしいわ。
正直言って、ハンバーガー愛好会が選ぼうがなんだろうが、アメリカンタイプのハンバーガーが好きな私にとって、なんとなくケンタッキーのチキンフィレサンドが酢豚になったようなイメージのこのハンバーガーに、期待は抱いておりませんでした。
でも、とんでもない。すごくジューシーなの、このチキン。(味もチキンフィレでも嫌いな酢豚でもありません。)でもって、これがマヨネーズソースと、レタスと良く合うの。パンも悪くない。しかも温かい。そのうえ、かなりのボリュームがあって、これで本体価格300円ってすごいのだわ。

【電車で本州に移動】

電車は青函トンネルを抜けて、本州へ。
八戸駅にもおいしいものがたくさんあるのですが、乗り換え時間がないので残念。ってことで、盛岡駅で途中下車。
それでも、お土産を扱う『ららいわて』までは行く時間はないので、駅の中でおいしいものを物色。カップずんだもちを片手に秋田新幹線『こまち』に乗り換え。
ここのずんだもちは、本当に豆っぽいというのか、ずんだずんだした味でした。

田沢湖から田沢湖温泉はおよそバスで小一時間。でも、田沢湖を通ったり、山を登るにつれ景色がよくなるので、案外あっという間です。

【1年ぶりの田沢湖温泉プラトーホテル】

さて、楽しみにしていた田沢湖温泉プラトーに到着。
でも、何かが違うんですわ。たとえばフロントの対応とか。
前は、夕ご飯が19時か19時半ごろのがあったので、それでお願いしようと思ってたら、最初に紹介されたのが、17時のと18時半の2種類。
「あれ?ここって、7時過ぎもありましたよね?」と聞いたら、言い出すという感じ。ダメならダメでもいいのだけど。
良く見たら、フロントの人も違うような。若返った感じはするのだが、スマートというより、事務的な感じっていうか…

そうそう、ここが気に入った点は、お風呂の良さ、料理のよさ、心配り。部屋は小学校の野外教育で使うような部屋で、エアコンもないし古いのだが、最初の3点がすんばらしかったので、この部屋でさえ味わいに感じられたし、トイレつくだけで2000円以上UPというのは高いなと思いながらも、13700円の部屋を予約したのでした。

そのお風呂も、古くしなびたお風呂と、心地の良い、外の風が入る貸切風呂と貸切樽風呂があって、前回は樽風呂以外に入ったのだが、どれもすごく良かった。
ってなわけで、今回は樽風呂を予約して入ることに。
庭にある小屋のようなところにあるのだが、これはこれで良い感じ。
プラトーはやっぱりいいなぁ…って思いました。

貸切風呂からあがった私たちは、今度は共同浴場を楽しむことに。
ここは本当にしなびた感じもいいし、外の景色を眺められるのも良い。そして、待合室にある、自由に食べて良いトマトとお茶の心配り。これが最高に良い。
このことに感動して、シムピープルをするときは、プラトーモデルの農園ホテルを作りまくったぐらい。

でも、行って見たら、野菜がない。がっくり。冷たくない麦茶。
お風呂もそう。打たせ湯が出ていない。次の日の朝も同じ。
すごくさびしい気持ち…とほほ。

でも、まだ料理が残ってる。
ここの料理はおいしい。目の前で火をつけて焼いてくれるし、自由に食べて良い茶豆とか、お漬物がある。そう、気を取り直したのだけど…。

目の前で焼いてくれるものもあったけど、何品かは火を通した後だった。
まぁ、それはそれで、すぐ食べられて良いのだが、楽しみにしていた茶豆はなかったし、料理の内容も、前回より落ちていた。
味は悪くないんだけど…なんだかなぁって感じ。
確かに、7時過ぎの食事は?と聞いたのは私たちだけど、でも、早く片付けたくてサービスが落ちるというのなら、前もって説明が欲しかった。
「ゆっくりどうぞ」といわれても、そんな気がしない。
もう、この宿には来なくて良いやと心底思った瞬間である。
…田沢湖ビールも選べなくなっていたしさ…
存在すら知らないお客さんもたくさんいたぞ。かわいそうに。それ呑めば良かったって声が聞こえたぞ。

でも、この宿はもういいやって思ったのはそれだけではなかった。

それは、暑くて寝られないのである。
ここは山の中にあるので、虫が出ることを想定して蚊取り線香を持参しているのだが、
さすがに夜は窓を開けていたら虫だらけになる…なのに、暑い部屋の中、あるのは効きの弱い扇風機一つ。暑くて眠れない。

さようなら、大好きだったプラトー。もう、来ることはないだろうけど…

 


放浪者:元旅行会社の国内手配担当。
ぷー太郎のときに、国内主任の資格でも取っておくかと思い勉強をし始めるが、 その2時間後、 旅行会社に入っちゃえば、合理的で身につくじゃんと考え、 その数日後から けちけち旅行で培った日程表作りを武器に2年間居座る。(結局試験は受けなかった)
テッちゃんではないが乗り物は好きで、近所でも知らない道だと旅行気分を感じ、可能な限りお弁当とお土産(&お酒)を必ず物色するロマンチストな一面も!
結婚後は、横須賀に引越したおかげで毎日がぷち観光気分なのだが、最近、気がつけば名古屋の実家にしょっちゅう(年の3割ぐらいは)帰っているのに、出かけている所は親戚周りばかりで、夫婦で旅行とか、そんなお楽しみがないことに気がつき、久々に家に帰りくつろいでいるだんなちゃんに思いだしたように八つ当たりして暴れる日々。

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