楽しかった旅行ももうおしまい。
さようなら函館。さようなら東北。たくさんのおいしいものをありがとう!!!!
だが、まだまだ悪あがき。家に着くまでしぶとく楽しみます。
そう、今宵私たちは寝台特急で東京に向かうのです。
では、最後まで浮かれぽんち具合をお楽しみください。
【寝台特急 あけぼのに乗る】
結局15分ほどの遅れで電車は到着。
う〜〜〜ん、この感じ、懐かしい。広島から横浜に帰るときに大阪から乗った銀河以来だわ〜。
ちと語らせていただくと…
学生の頃、旅行会社のスキーのパンフレットと、JRの時刻表の最後の方の公共の宿の一覧表を見ていたら、自分でツアーを組むとお値打ちと気がつき、それ以来、国内旅行を組むようになったのですが(趣味のようなものですが、仕事にもしていた)、その頃に種村直樹のHow to本等を読んでて私がイメージした感じが、この『あけぼの』という電車にはあるんですわ。
そうそう、隣の上段はしっかりとカーテンが閉められていてどんな人が乗っているかはわからないけど、下段には、ちょっと昔ならAユースホステルを利用しながら、電車の旅を楽じような高校生ぐらいの男の子が。
もしかしたら、見知らぬ人との出会いや語らいを求めていたかもしれない。じゃなくても、通路の大きな窓から流れ行く景色を楽しみたかったかも。
が、ごめん。私がはしゃいでしまいました。
ついでに言うと、電車に興味なさそうなだんなちゃんも、楽しそう。
ウすがに、その男の子はお馬鹿な浮かれ夫婦に気後れしたらしい。
話しかけて欲しそうに、カーテンを開けて小説を読んでいたけど…。
私たちは気持ちよくビールを飲んで、それぞれのベッドに戻る。
でも、浮かれ気分の私。駅に停車するたびに目を覚ましては、そこがどこか確認していた。
ああ、何のための寝台電車なのか。。。でも、どこを走ってるのか気になるの。
それでも電車はついてしまうのね。
上野駅で『あけぼの』とも記念撮影をしてお別れ。
京急との乗換駅でもある品川駅に向かう。
【品川駅で朝食を】
ところで、JR品川駅。
私が名古屋の実家から戻る際、母親が用事で上京するのと重なると、朝8時過ぎにこの駅に来ることがある。
すると、おいしそうなのよ。朝ごはんが。たくさんのお店で、朝ごはんをお値打ちに販売している。一度食べてみたくってさ。
…ってなわけで、良い機会なので朝ごはんをいただく。おかゆセット。満足。
【…ってなわけで、今回の旅行も…】
毎度のことだけど、食べて、食べて、食べて…っていう旅であった。
「あんたと旅行すると、こうなるから困る」
だんなちゃん、太ったらしい。私に至っては言う必要もないでしょう。
今回は、函館のみとは言えど、初蝦夷上陸。すごく楽しかった。
しかも、おいしいビールのみまくりでなかなか充実。
ちょっとばかり、残念なこともあったが、できればまた行きたい函館。もっと足を伸ばしたい秋田。でもって、料理はまじウマだった湯の川温泉渚亭。
タイにいない限りは、きっと来年も北を目指していることでしょう。