おいしいものを求めて、西へ東へご近所へ!
たいしたことない、その辺放浪記
ご注意:これは旅行記なんて立派なものではありません。
Last Update Last Update : 2005/12/21

北海道 充電旅その2(札幌に向かう・画像はまだ)

【本日のスケジュール】

自宅(4:55)=東京(6:56)=八戸=函館=札幌(16:58)〜ビール園でジンギスカン・スーパー銭湯〜札幌(22:25)=車中

【本日の朝ごはん】
朝4時半起床。5時出発。
東京駅で駅弁を見るが、思うような駅弁がなく、前回食べたあさぎりにすればよかったのに、その隣のおいしそうなお弁当に手を出す。
常盤軒にしてはまぁまぁかなぁと思うけど、旅情が感じられるわけじゃなく、朝ごはんとしても揚げ物中心でイマイチ、それになんと言っても割高。
ここ数日、東京駅の駅弁を調べていたけど、なんていうのかなぁ、割高だし、あんまり朝ごはんとして食べたい感じのものがない。三島駅のように、おにぎりとお漬物だが、そのおにぎりが桜えびの炊き込みでその土地らしさを感じさせて…みたいな、お値打ちな駅弁がでないものなのかなぁ。
これなら、別に東京駅で買わなくても良いやっていう気分。今度からコンビニの高級おにぎりにしようかな。

【グリーン車でゆったり旅】
JR東日本の新幹線が良いのは、改札した時に指定席のチェックが行われるため、検札がない。
グリーン車はドリンクサービスがあるのでコーヒーを貰う。有機コーヒーらしいけど、味は今ひとつ好みではないかな。
それでも、滅多にグリーン車に乗らないのでやっぱりオノボリ夫婦は浮かれ気味。はやては早いのもいい。
八戸ではキティちゃんを1個購入。前回よりも寒くない。せんべい汁用のせんべいが欲しかったが、目に付くような場所では売っておらず。

八戸からはスーパー白鳥に乗り換え。グリーン車は1号車の後ろ半分を仕切った部分なので圧迫感があるけど、シートと雰囲気はそんなに悪くない。
お弁当は青森駅で買うつもりだけど、同じものが電車内で買えるかチェックするが、どうも八戸と函館のものみたいなので、青森駅にかける。

さて、この旅の一番の不安は、デジカメのバッテリーが切れる事である。特に今日は、札幌に到着後もホテルに泊まらず夜行で移動、次の宿まで充電ができそうな場所が思い浮かばない。ウ〜ムと思っていたら、なんとこの電車にはパソコン用のコンセントがあった。ラッキ〜♪早速充電をする。
そう、これがスパ&イルミネーションの旅が、充電旅とタイトルを変えた瞬間である。

【結局駅弁は…】
青森駅に到着するや否や、私はキオスクに向かう。が、嫌な予感。
前にこのホームに降りた時、売店には何も欲しいものがなかったような記憶が。
ホームにお弁当を売っている人の姿もない。同じような人がもう一人いて、キオスクのおばちゃんにお弁当を尋ねると、橋を渡って向こう側の売店でしか扱っていないという。
その男の人は走って買いに行ったようだが、ヘタレの私は諦め、函館で購入する事に。

以前は青函トンネルに入るとわくわくしていたが、最近は寝るようになってしまった。最も、朝早く起きなくてはいけないので、プレッシャーで眠りが浅かったのもあるけどね。

函館では10分少々の乗り継ぎ。だんなちゃんは鮭の親子弁当、私はちょっと贅沢に、でもこれからウニ征服欲が満たされないかもしれないという思いからウニいくら弁当を購入。特急北斗に乗り込む。
駅弁は大正解。ウニがおいしい。だんなちゃんは自分が食べた鮭の親子弁当の方がおいしいというが、それでもこんなにおいしいものを一人で食べてたら悪いかと思い、だんなちゃんにウニを貢ぐ。次からもこれにしよう。

【北斗のグリーン車は…】
この北斗という電車、正直、グリーン車がぼっちい。良いところはお茶がでるところぐらい。
でも、空いているので、大好きな大沼公園を見るために席を動いても問題がないのは良かった。

【しかしながらのお楽しみ】
さて、この電車は期間限定でお座敷電車がついている。子供の頃静岡の金谷というところから、山口までお座敷電車で移動した事があったが、それは全面畳の電車。
今度のは指定席で掘りごたつのようになっている。グリーン車よりも楽しそう。
ってなわけで、まず、一度軽く見学。乗っているのはサラリーマン風のおじさんが一人。おいしそうにお酒を飲んだり、ごはんを食べているよう。
その後も、こっそり写真を撮りに行ったりしていたが、人間はだんだんずうずうしくなる。
乗客が函館から乗っているおじさん一人なのを良いことに、自分達も2人席に座り噴火湾の眺めを楽しみ始める。
すると、車掌さんが改札にやってきた。これはヤバイ。私の中ではマンガのように首根っこを掴まれポ〜イっと追い出される図が脳裏に浮かぶ。
困った顔の2人に、『もしかして指定席券を持ってない?自由席の客かい?』という車掌さん。
『いえ…グリーン席なんですが…』というと、『ああ、なら、座ってていいよ。お客さんが来なければずっと座ってていいから』と言われてホッとする。

【やはりここでも充電】
それでもだんなちゃんは荷物が心配になり、グリーン車に戻る。私も一時的に戻ったが、アールグレイのアイスクリームを買ってもらうと、『あっちの席で食べようよ』とだんなちゃんを誘う。
実はもう一つ目的があった。それはコンセント。
さっき、私たちが座った端の席の4人席側にカラオケ用のコンセントを発見。ってなわけで、だんなちゃんはアイスクリームを一口食べてグリーン車に戻ったが、私は洞爺湖や登別の景色を眺めながらせっせとデジカメの充電。

充電が終わったので席に戻ると、だんなちゃんが携帯の電池が切れたという。
登別を過ぎると屋根にクマが乗っかった建物があって、その写真を撮っておいてというメールを受信すると同時だったらしい。
ってなわけで、今度はだんなちゃんが充電に行く。

気分転換になるだけではなく、とっても役に立つ電車でございました。

【札幌に到着】
雪のため、数分遅れで札幌に到着。ときどき充電をしているものの、不安があるので、札幌駅のビックカメラで防水デジカメの方のオキシライド電池を購入。そのまま西武のバス乗り場から札幌ファクトリー線に乗車。札幌駅周辺の混雑の中右折が多い路線なのでバスが遅れている。クリスマスでたくさんのサンタさんが壁によじ登っている札幌ファクトリーを過ぎ、6時過ぎにサッポロビール園に到着。

ありゃ?サッポロビール園にいろんな施設ができていて変わっている。しかも、ジンギスカン後に苗穂駅側のスーパー銭湯に行くつもりだったが、もう一つの候補のスーパー銭湯が目の前に。苗穂駅はタクシーで行く予定だったが、こっちの方が割高でも近くて良いや。

【だんなちゃんはサッポロビール園でリベンジ】
サッポロビール園では生ラムジンギスカンの食べ放題。クラッシック(北海道限定ビール)の生ビールが呑み放題のやつ。

ジンギスカンはもっとおいしいお店があると思うのだが、前回来たときは、だんなちゃんがジンギスカンの焼き方を理解せず、私がブチキレ。だんなちゃんはそのリベンジにやってきたのだ。ビールも飲めるしね。

でも、少し様子が違う。前回は洋服や荷物に臭いがつかないようにビニールの袋をくれたが(それでも臭いがつくような気がする…)、今回はくれない。ビニール袋に服を入れている人もいるが、いれずにラックにかけている人もいる。
それでも、においがつくのは嫌なのでビニール袋を貰う。更に自分で用意してきたビニールに服を入れる。
でも、何か変なの。サービスが悪くなったのか?
と思ったら、ジンギスカンの鉄板が以前と違う事に気がついて判明。以前のジンギスカン鍋は山型だったのだが、今回は割りと平面的。IHコンロになって、鍋の脇から煙を吸う仕組みになったらしい。ビニール袋を希望者だけに渡すようになったのは、それ故みたい。

お姉さんが、ジンギスカンの説明しながら最初の1回を焼いてくれる。後はラムと野菜をひたすら注文。ビールもおいしく頂く。
黒生ビールが意外とおいしゅうございました。

【美遊菜の湯】
食事後は(相当満腹)お土産を若干購入し、お風呂へ。本当はプリクラのようなものがあったので撮りたかったのだが、時間がないのでとりあえず温泉へ。美遊菜の湯は一般1200円なのだが、私は会費300円を払い、1000円の入浴料と300円で岩盤浴を楽しむ事に。45分の岩盤浴なんてやっている時間は本当にないのだが、一度やってみたかったので。
岩盤浴は途中で切り上げるつもりだったが、あまりにも気持ちがよく、結局最後まで楽しむ。衣が重くなるぐらいの汗が出て、食べすぎで重かった胃腸もキュルキュル動き出し絶好調!
おかげで、湯船に浸かる時間が何十秒程度にしかなかったけど。

【再び札幌駅へ】
お風呂から出ると、調度札幌駅に向かうバスがいた。
テレビ塔周辺はイルミネーションがすごくきれいだった。
その写真を撮る為にバスの席を移動したが、なんだかジンギスカン臭い。
どうも、他のお客の服についた臭いのよう。やはり臭いはつくのだな。

札幌には10時ごろ到着、10時25分のオホーツク9号で網走に向かう。
オホーツク9号ではB寝台車を予約した。だんなちゃんとは上下のベッド。私たちの向かいのベッドは空いていて全体的に混雑している感じではなかったが、旭川に深夜0時ごろ着く電車なので、そこまでのお客さんは結構乗っていたようである。きょんたぴょんが住んでいる岩見沢も通った。

札幌は思ったよりも寒くなかったが、この辺は寒いのかなぁと思いつつゆっくりと眠りに落ちてゆく。

 


放浪者:元旅行会社の国内手配担当。
ぷー太郎のときに、国内主任の資格でも取っておくかと思い勉強をし始めるが、 その2時間後、 旅行会社に入っちゃえば、合理的で身につくじゃんと考え、 その数日後から けちけち旅行で培った日程表作りを武器に2年間居座る。(結局試験は受けなかった)
テッちゃんではないが乗り物は好きで、近所でも知らない道だと旅行気分を感じ、可能な限りお弁当とお土産(&お酒)を必ず物色するロマンチストな一面も!
結婚後は、横須賀に引越したおかげで毎日がぷち観光気分なのだが、最近、気がつけば名古屋の実家にしょっちゅう(年の3割ぐらいは)帰っているのに、出かけている所は親戚周りばかりで、夫婦で旅行とか、そんなお楽しみがないことに気がつき、久々に家に帰りくつろいでいるだんなちゃんに思いだしたように八つ当たりして暴れる日々。

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