海が見える とある街に ダーリンと優雅に暮らす
    マダムY.の日常を あなたに
Last Update : 1999/02/14

マダムのバレンタインデー

うちはダーリンが年中行事とか興味がないので、

彼との交際中、バレンタインとかも結婚するまでほとんどなかった。

もっとも、15年の交際期間中、ほとんど会う事がなかったので、

バレンタインデーをしてこなかったのと合わせて、

彼が甘いものが苦手な事に気がつくまで、8年ほどかかった。

しかし、何回か気まぐれをおこし、バレンタインデーを実施した事がある。

【其の1】彼はハーシーのチョコが届いたと思ったらしい。

透明のまどに私がお魚マークを描いた事に彼が気がついたのは、

おそらく、チョコの味の変わりにツナキャンディーの味が広がった頃と思われる。

甘いものが苦手っていうから、お酒好きなダーリンの為に、

店からツナキャンディーをもってきて、チョコを抜いた袋に詰め替えたのだ。

これが愛である。

【其の2】ダーリンにチロルチョコを送ろうと思って探したが、見つからないで困っていた。

どうしようと思いながら、夕飯を温めようと電子レンジを開けたところ

チロルチョコが出てきた。

私は神様のプレゼントと思い、それをさっさとダーリンに送ってしまった。

数日後、母がチロルを探していた。

「それはあげてしまった」と伝えたところ、

父へのバレンタインのプレゼントだったが、もう手に入らないので、

私がちゃんと用意するようにと言われた。

そんなわけで、会社帰りにデパートに寄ると、

どれも高いわりにはいまひとつな感じがし、

アンティノールというケーキやさんのケーキを買う事にした。

が、それも1本1600円もする!

チロル1連100円程が1600円というのはちょっとねと思い、

バラでケーキを買う事にした。

どれもおいしそうで悩みに悩んで撰んだ結果、お会計は2000円を越していた。

100円のチョコが2000円。なんてこっただった。

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マダムY.:1968年生まれ。名古屋出身。
1997年5月に結婚。 平の自衛官をダーリンに持ち、名古屋と横須賀を行ったり来たりしながら
ぐうたらりんこにのほほんと優雅に暮らしている。

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