鎌倉といえば大仏。江ノ電に乗った。何故か時間は1時間半も押していた。
でも大仏を見せたかった。入場をすれば、入場料を取られる。時間もない。
その時、ふとこのツアーのコンセプトを思い出した。
「エキサイティング」ハラハラドキドキが重要なのだ。
私は二人に世にも珍しい格子越しの大仏を見せることにした。きっと、
二人は珍しい大仏に感激しただろう。
そして、計算通り(!)レトロバスに乗車させることもできた。
それから鎌倉といえば鶴岡八幡宮を見せなければ。
そのついでにワッフルを買った。昨日の熊のお礼と、自分のおやつ用に。
本当は11時半OPENなのに私が店の前に立ったら「どうぞ」と
店主はショーウィンドウを覆っていた幕を外した。
関西人二名は「これが鎌倉のワッフルか!」とありがたく拝見したに違いない。
その後、関西からお越しの二名には雨の日のこの階段はきつかろうと(老人もいることだし)、
鶴岡八幡宮は道路からの見学にした。鎌倉は私の庭のようなもの。
普段は聞けないような説明を丁寧にした。
登りたいのに登れない、そういうものに人間は憧れやしないか!
鶴岡八幡宮…この階段をいつか制覇してやる!
ロマンチストなロッカーは思ったことだろう。