空港への移動は実にスムーズだった。
新しくなってからの羽田は初めてで、1時間ほどあったので
朝食をとり、買い物をしたり、見学をしたり
搭乗時間5分ほど前になって、ダーリンがお手洗いに行きたいと言い出した。
迷子になるといけないので、搭乗口そばのを利用して
5分前までにはここにいるんだよ!と念を押しておいた。
私は、時計を見ながら、ストッキングが履きかえることにする。
『こんなことやっていて、搭乗時間に遅れてたりして』
なんて飛行機を止めた神田うののことを思いだしながら、履き替え終わったころ
私の名前を呼ぶスッチーの声が化粧室に響く。
どうやら、飛行機は私待ちだったらしい…
同じ便に、ダーリンのおじいさんの弟も乗っていたのだが
『今日、飛行機がちょっと遅れたんだよ』と言っていた。
『その原因はこいつです』
ダーリンは楽しそうに言っていた。
OH!NO!私の富山の親戚でのイメージが…