海が見える とある街に ダーリンと優雅に暮らす
    マダムY.の日常を あなたに
Last Update : 2001/02/21

Sweet Sweet My Darling

2月14日はダーリンの誕生日&バレンタインデーである。

ダーリンがその翌日から長期出港に入るのだが、その準備やらなにやらで、わりと忙しかった。

しかし、年に一度の誕生日。

ダーリンの為にせっせこ料理を作る。

リクエストはカルパッチョ。

それにあわせて、海老トーストやワインに合うお料理にする。

でも、誕生日と言ったら、やっぱりケーキである。

しかし、あんまり重いものを作ると、食べきれないので、シュー皮のケーキにする。

シュー生地を大きく焼き、中には生クリームとカスタードを挟むのだ。

ケーキは、焼きあがり直径15〜18センチ前後をめざす。

形はバレンタインなのでハート型かな?

細い絞り口なので思うように行かない。

ハート型が崩れて来たぞ。あ、穴ぼこをうめなきゃ。

予想より生地が広がってしまったが、まぁいいか。

そして焼きあげる。

げげげげげ。

出て来たのは直系30センチぐらいのBig One!

考えたら、シュークリーム9個分の材料だった。

まぁ、いいかと、クリームを挟む。

だんなちゃんは夕方に帰ってくると思ったが、お昼過ぎには帰ってきたから、

お茶のときに出せば食べてもらえるかも。

『ダ〜リン、お茶が入ったよ』

彼は白い袋を持ってやってきた。

シューケーキをみて驚くダーリン。

『なんじゃ、この巨大なケーキは』

まぁ、気にしない。Happy Birthdayを歌ってお祝いして、 無理矢理切り分ける。

食べ終わると、彼は白い袋をゴソゴソとさせ、何か取り出した。

出て来たのは鯛焼きが2つ。

『お誕生日ケーキ焼いてるのに買ってきたのぉ?』

『だって、ケーキのこと知らなかったんだもん。鯛焼き食べたかったんだよ』

自分の誕生日にも淡白なダーリン。まぁ、まぁ、仕方ないか。

しかし、普通のよりも重くてボリュームもある。

お〜の〜!ダーリン!甘すぎるだによ。

『ひとり、1個は多かったな』

ぼそっと、ダーリン。

そのとおりだによ〜。

私がシューケーキを3日間食べつづけたのは言うまでもない。

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マダムY.:1968年生まれ。名古屋出身。
1997年5月に結婚。 平の自衛官をダーリンに持ち、名古屋と横須賀を行ったり来たりしながら
ぐうたらりんこにのほほんと優雅に暮らしている。

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