好奇心とずぼらと安直さで、気になったものや、 うっかり手を出してしまったものを 、ご紹介いたします。
Last Update : 2002/05/10


生ゴミ処理機

私が今のような形での植物さん遊びを始めたのは、たまちゃんと出かけたハーブ園で食べた畑の味がするパスタの味をだんなちゃんに伝えたかったのがきっかけでした。お金もなかったというのもあるけど、何故かその頃から、無化学肥料、無農薬で育てようとしていました。となると、堆肥作りはかなり重要なポイントになります。

かといって、ケチで、なんでも適当に我流でやろうとする私のこと。最初は、庭に発泡スチロールを置き、その中に土と野菜くずを入れていたら、ヨウトウ虫や青虫、ナメクジのパラダイスと化してました。
その次に取ったのが、ふたつきゴミ箱にビニールを入れ、その中で土と野菜くずをいれる方法。米ぬかとかも入れたはずなのですが、たいして発酵する事もなく、キャベツの芯に至っては、根を生やし育っていました。その頃、テレビ番組で地球のおともだちというゴミ処理機(32万円ほどした)を見たのですが、あまりにも高いので、自分が宝くじでも当たったら買おうと思っていたものです。


まともなパターンになったのは、結婚してからです。相変わらずお金をかける気がなかったので、良い土を買うことができませんでした。そんな時、雑誌でエコロジー生活の特集で見た、バケツの下に水を出す所がついたような容器で、EMぼかしを使って作るのですが、それは本当に良い肥料になりました。しかも、2人暮らしなのに、だんなちゃんの予定は不安定、しかも自分も留守がちな我が家では、食べきれない食料の処分が問題だったのですが、肥料になると思うととっても気楽になりました。

しかし、その後、引越しをし、今の家で使いたいと思ったのですが、ここは狭いのと、家が密集しているので、ドジをしたときのことを考えると使えずにいました。
その次に挑戦したのが木酢液で作るバーク堆肥。これは匂いも少なく、家の中でやっていたのですが(普通は外でやります)、留守の間のことを考えると、不安になりやめちゃいました。が、これもちゃんとやれば、とってもいい肥料になります。

そして!遂に手に入れたのが、この夢のようなゴミ処理機。ゴミ処理機の中で一番欲しかったタイプのゴミ処理機、ナショナルのリサイクラーです。
これは、乾燥方式といって、要は熱で生ゴミを焙煎する感じです。そんなわけで、香ばしいにおい(いわしを大量に処理したときは、焼き魚のにおい)で臭くありません。私の持っているタイプは、約2時間程度で処理します。大きさは2L入りの烏竜茶のペットボトル6本分が入っている箱ぐらいの大きさで、場所もとりません。いくらだったかな。なんか西友で安くなっていたのを20%OFFで買って、さらに、会員5%引きのときで、5万円はしなかったと思います。そこから、上限3万円で半額の補助が出るというので、実質2万5千円ぐらいなのかな。
何が良いって、肥料ができることより何より、ゴミを捨てるときに、例えば今までは『これも堆肥が作れれば、肥料にできるのに勿体無い』と考えなくて良い事です。特に長期で留守にするときは、週2回のゴミの日を気にしないでもいいこと。いや〜、これは気楽。しかも、ゴミのにおいが臭くないので、お外でも管理できるし。ただ、焙煎されてるので、肥料としてはどのぐらい有効なのかわからないので、結局、ぼかしとかと一緒にしてるけど。(しかも、ぼかしを入れてもそれだけだと発酵しないのでなんだけど。)

ゴミ処理機って高いし、確かに、買う前はいろいろ考えたのだけど、私が他に手を出したものに比べて確実に使っているし(っていうか、毎日使っている)、とにかくそんなわけで助かってるので、買ってよかったなぁと思っております。ハイ。

  • ここでの評価や感想は、私からの視点で、全然客観的ではなく、独断と偏見に満ちています。
  • 研究員あやぞう:めんどくさがりやで、日夜楽できないかなとか、おいしいことないかなと 都合のいいことばかり考えている。
    社長(だんなちゃん)にあれこれねだったり、事後承諾で連れてきたものは数知れず。しかも飽きっぽい。
    『あやぞうの云う事なんかきかなくていいのよ』と社長に実の母が言う始末。
  • 内容につきましては、私の他のコンテンツの過去ログから、そのまんまもってきたものもあります。

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